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函館市とどほっけ村

法華宗の日持上人にまつわる伝説のムラ・椴法華。
目の前の太平洋からのメッセージです。

天皇陛下のお言葉

2013年12月24日 13時41分26秒 | えいこう語る
80歳の誕生日を迎えた天皇陛下の言葉を、閣僚たちがどのように考えているのか、ぜひ聞きたいものだ。
日本国憲法第一条は「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であって、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基づく」とある。
陛下は誕生日にあたって、次のような談話を出した。
最も印象深いことは、戦争で若い人たちが命を奪われたことだという。さらに、平和と民主主義を守るために、日本国憲法は作られた、とも話された。
この言葉を、アベ総理はどのように解釈するだろうか。
「国民の命を守り、そして平和で民主主義国家を守るため、他国からの侵略に対する国防を強化することが、陛下と私の共通した思いでもある」そのように曲解するのだろうか。
※魚の寒干しの風景。潮風のスパイスをたっぷりあびた、いい干し物ができる。


今朝の新聞は、陛下のこの談話を一面に掲げ、アベ独裁政権の暴走を阻止する論陣を張るものだと思っていた。
ところが北海道新聞は、そのコメントはまったく触れず、誕生日のみを記事にしているのだ。報道各社の動向を見ながら、書こうとしている、腰の弱さなのだろうか。
閣僚の中でも真面目な感じがする小野寺防衛大臣、脳の移植手術を終えたようだ。
南スーダンでPKO活動している韓国軍に、銃弾1万発を無償で提供するという。この銃弾で命を落とす人がいたなら、我が国は殺人教唆罪ではないか。
この武器供与で、北朝鮮は韓国軍と日本軍は、同盟軍と考えるだろう。きわめて危険な行為ではないだろうか。
国民の脅威を煽り、国防の強化に努めようという、姑息な作戦に出たのかもしれない。
天皇陛下陛下の誕生日に言葉に、泥を塗る行為ではないだろうか。
国民の象徴である、天皇陛下を敬わぬアベ内閣。
さらに今朝の朝刊で驚いたのは、アベ内閣の支持率が54,2%にアップしたという。
陛下の平和の思いにも、耳も傾けない内閣を支持する国民。それになんらの抵抗も見せない報道。
このような世相を憂う陛下の発言こそが、国民統合の象徴としての、責任あるあるべき姿なのではないだろうか。
「天皇陛下の言葉」の重みを理解できない政府。
北朝鮮を笑っている場合ではないような気がするが。