いいかげん=よい程あい・深く考えず無責任なこと(広辞苑)。
昨日の午後、店の電話が鳴った。出たのは妻だ。
あまり気を使わないで、自分を大切にしなければ、などと、神妙な話しをしている。
少し長めの電話が終わってから、妻が私にその内容を告げた。
店のお客様の一人で、老人福祉関係の仕事をされている女性からだという。
その女性、母親の介護の面倒を見るため、仕事をやめたという。
月に一度ほど、私の周辺の町に仕事でくると、昼食に寄っていただいていた。
食事が済むとすぐ書類を開き、いつも熱心に仕事をしていた姿を思い浮かべる。
接客見習いの私は、よくお客様に話しかけるほうだが、彼女だけはそっとして置いた。時折妻が、話しかける程度であった。
しばらく店に寄っていないので、心配しているかと思い電話したのだという。
※早朝に船が戻ってくる、スケソウ漁。ミレーの絵を連想させる。朝食の準備に取り掛かるモメ。

店がとても気に入っていたという。海辺のすぐそばにある店が、仕事に疲れた自分を、落ち着かせてくれたともいう。
母の介護で仕事をやめたことに、妻は、自分も姑や自分の母を介護した経験から、自分のことを大事にしてほしい、というようなことを伝えたらしい。
彼女は老人介護を統括する仕事をしていたので、自分の母の介護を他人に任せることはできなかったのだろう。
国は費用の軽減から、自宅介護にシフトさせようとしているのも、彼女の決断を促したのだろう。
私の家の隣に、88歳の夫と84歳の老夫婦が住んでいる。子供たちは全員家を出て働いている。
夫の状態が思わしくなり、妻の心労が目に余ったので、町会長の私は子供たちの了解を得て、関係各位の協力もあり老人介護施設に入居させることができた。
施設には妻が時々出向く。それだけでも妻にとっては相当な負担だった。
その夫もつい先日亡くなった。
一人になった妻は、さらに孤独が増すに違いない。私の妻も、夕食のおかずは届けているが、一人暮らしのさびしさは日を追って、襲ってくるに違いない。
介護されるほうもするほうも、大変な高齢化社会になった。
その対応を我が総理は、日々考えることがあるのだろうか。
沖縄自民党県連、これまでの方針を変え米軍基地の県内移設を承認した。悪魔に魂を売ったのだ。
国防軍創設、集団的自衛権の行使、秘密保護法案の成立、行き着く先は、憲法第九条の改正だ。
国民の命を、国家に捧げるための布石が着々と進む。
そんな総理に、老人の不安を和らげる気持ちなど毛頭ないに違いない。
「よい程あいの国の良い加減の総理」ではない。
「いいかげんな国のいいかげんな総理」深く考えず無責任なこと、という意味のほうが、ぴったしなアベ総理に思えてならない。
いいかげんな、沖縄の自民党県連にも、同じように言いたい。
「自分が傷つけられたら眠れるが、相手を傷つけたら眠れない」というのが、真のウチナーンチュの精神ではないかと。
昨日の午後、店の電話が鳴った。出たのは妻だ。
あまり気を使わないで、自分を大切にしなければ、などと、神妙な話しをしている。
少し長めの電話が終わってから、妻が私にその内容を告げた。
店のお客様の一人で、老人福祉関係の仕事をされている女性からだという。
その女性、母親の介護の面倒を見るため、仕事をやめたという。
月に一度ほど、私の周辺の町に仕事でくると、昼食に寄っていただいていた。
食事が済むとすぐ書類を開き、いつも熱心に仕事をしていた姿を思い浮かべる。
接客見習いの私は、よくお客様に話しかけるほうだが、彼女だけはそっとして置いた。時折妻が、話しかける程度であった。
しばらく店に寄っていないので、心配しているかと思い電話したのだという。
※早朝に船が戻ってくる、スケソウ漁。ミレーの絵を連想させる。朝食の準備に取り掛かるモメ。

店がとても気に入っていたという。海辺のすぐそばにある店が、仕事に疲れた自分を、落ち着かせてくれたともいう。
母の介護で仕事をやめたことに、妻は、自分も姑や自分の母を介護した経験から、自分のことを大事にしてほしい、というようなことを伝えたらしい。
彼女は老人介護を統括する仕事をしていたので、自分の母の介護を他人に任せることはできなかったのだろう。
国は費用の軽減から、自宅介護にシフトさせようとしているのも、彼女の決断を促したのだろう。
私の家の隣に、88歳の夫と84歳の老夫婦が住んでいる。子供たちは全員家を出て働いている。
夫の状態が思わしくなり、妻の心労が目に余ったので、町会長の私は子供たちの了解を得て、関係各位の協力もあり老人介護施設に入居させることができた。
施設には妻が時々出向く。それだけでも妻にとっては相当な負担だった。
その夫もつい先日亡くなった。
一人になった妻は、さらに孤独が増すに違いない。私の妻も、夕食のおかずは届けているが、一人暮らしのさびしさは日を追って、襲ってくるに違いない。
介護されるほうもするほうも、大変な高齢化社会になった。
その対応を我が総理は、日々考えることがあるのだろうか。
沖縄自民党県連、これまでの方針を変え米軍基地の県内移設を承認した。悪魔に魂を売ったのだ。
国防軍創設、集団的自衛権の行使、秘密保護法案の成立、行き着く先は、憲法第九条の改正だ。
国民の命を、国家に捧げるための布石が着々と進む。
そんな総理に、老人の不安を和らげる気持ちなど毛頭ないに違いない。
「よい程あいの国の良い加減の総理」ではない。
「いいかげんな国のいいかげんな総理」深く考えず無責任なこと、という意味のほうが、ぴったしなアベ総理に思えてならない。
いいかげんな、沖縄の自民党県連にも、同じように言いたい。
「自分が傷つけられたら眠れるが、相手を傷つけたら眠れない」というのが、真のウチナーンチュの精神ではないかと。