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函館市とどほっけ村

法華宗の日持上人にまつわる伝説のムラ・椴法華。
目の前の太平洋からのメッセージです。

深刻スマホいじめ

2013年10月07日 12時24分02秒 | えいこう語る
今朝の北海道新聞には、スマホを使ったいじめにより、自殺に追い込まれる子供たちの問題が浮き彫りにされている。
LINEという無料アプリで、百人ほどの“友だち”と呼ばれるグループがつくられるそうだ。
情報を共有し進化を目指すものだと思っていたら、悪口の書き込み、グループからの追い出し、相手が嫌がる写真を投稿し、正しい使用をしていないようだ。
私は携帯電話を持っていないが、以前使用していたので便利さは理解できている。
相手に何かを伝えるためには、相手に逢うまで言葉を選び、相手に不快感を与えぬよう配慮したりする。
携帯を持っていると、思ったことをすぐ相手に伝えてしまい、自分の考えを整理する時間がないのだ。簡単に言えば直感的な考えだけで、対話をしているような感じがする。
それに、携帯の番号を聞かれ、断る言い訳を探すのがわずらわしいのもあった。
だが、公衆電話が取り払われている現状では、さすがに不便を感じることが多くなった。
この頃では、携帯を持っていないというと、白眼視されるような世の中になってきたようだ。
これって、いじめの元凶ではないかと思う。
※恵山(618M) は、昔しから泰然自若としている。間もなく紅葉が人々を喜ばせる。


少数者はいわば絶滅危惧種だ。本来なら保護されてもいいようなものだが,人間社会では差別に値するもののようだ。
函館市では、海水浴は市内2箇所の指定場所以外は、遊泳禁止となっている。海に囲まれたまちで、子供たちが前浜で自由に遊べないのは、団塊世代の私たちでは理解不能だ。
少子化時代だから子供たちの「安全は確保」できるが、決して「健全な教育」ではないような気がする。
夏休みの海水浴での死亡事故と比べて,携帯やスマホによるいじめで自殺に追い込まれているほうがはるかに問題だ。
文部省は、義務教育期間はそれらを廃止するということで、PTAで議論させないのか不思議だ。
学校側は禁止したいに違いないが、保護者が反対するに違いない。
保護者は自分の子供たちの便利性と安全性を重視し、教育全体を考えないからだ。
だが、遊泳禁止はPTAが一致して安全だからそれでいいと、子供の教育環境の健全性は無視されるのだ。
世の中、ちぐはぐなことが多いが、正しいことは何かということを常に模索する姿勢が大事だ。それが人間力だと思うからだ。
政府が憲法96条の改正に積極的だ。そこには9条を改正し、戦争をできる国にするという目的が、明確になってきた。
スマホや遊泳禁止をとっても、PTA自体の人間力が弱まっている状況であるから、アベちゃんはここぞとばかり憲法改正に前向きになってくるのではないかと思う。
函館市教育委員は、吸収合併された旧4町村から一人選出されるが、次期候補に私の名が挙がっているようだ。
参加しても絶滅危惧種扱いにされてもいいが、たぶん保護してくれる可能性がないようなので、返答に窮している。