両親のことを赤裸々に書いていると思われたトキコ(吉田羊)にも、
無意識のうちに封印していたことがあったのね。
蘇る記憶や、、
暴いてしまった秘密や、、
認めたくなかった母の想いと向き合い、
苦しそうに、辛そうに、
原稿を書いていくトキコ、、凄まじいものがあったわ。
苦悶しながら書き記していくトキコに圧倒させられたわ。
それは相当な力を要することなのだと、改めて感じたわ。
哲也(國村隼)の家で、
自分のハンカチを差し出すトキコも印象深い。
外出時ならまだしも家の中なのに、、
しかも哲也の家にいるのに、、
哲也が自分のハンカチなり、自宅のティッシュなりを使えば済むところを、
ごくごく自然に自分のハンカチを差し出す、、
この行為に、トキコの父親への愛情を感じたわ。
素敵な親子だと思ったわ。
サバラン、美味しそうだったわ。
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今回はトキコの母の「静〇なる怨念」が強烈で、ああいった過去を文章として残すという皮肉な作家冥利が作品全体を覆いつくしていたから、ラストの久々の息の合ったDJシーン(やっぱりこの場面がないと、本作じゃないっす!)での「気休め」が効果的だったようにも思えました。
コメントありがとうございます♪
怨念ですか。
衣装ケースの中には何があるのか、、
母親のどのような闇が隠されているのか、、
明かされるクダリは興味津々で見守ってしまいました。
でも、お母さんはこの事を知られたくなかったんじゃないか、、などとも思えて切なくなりました。
ラジオ収録シーンは確かにホッとする感じがありました。