斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

ひそかに注目していた車が。。

2011年10月16日 | クルマ
雑誌に大々的に取りあげ得られていて驚きました。

取り上げられている雑誌は、「ジャーマンカーズの11月号」です。

さらにちょっと前には、毎日新聞でも取り上げられていたようです。

その記事はこちらに。。

http://mainichi.jp/select/wadai/news/20111004mog00m040007000c.html

宇都宮市内の国道4号ディーラー街を通る人なら、その存在を良く知る個体。

50万kmを超えた車体にのみ、メルセデスベンツ本社から与えられるエンブレムの付いたW124型の300Dです。

この度、無事100万kmを突破されたようです。

雑誌の記事を見ると驚くと思いますが、この車驚くほど手が掛かっていないのです。

ドイツ車に良くあるような、こまめに部品交換をしてきたような車ではないのです。

大きな整備は、リビルトATの載せ換えのみ。

エンジンは開けていないそうです。高速走行の多いディーゼルエンジンとはいえ、この距離では快挙でしょう。。

さらに、走行フィールやら何やらで小まめに買えていそうな各部のブッシュやマウントが、千切れていてもそのまんまだったりするのです。

なんか、いつでも新車に近い状態にリフレッシュかと思いきやそうでもなさそうです。
走っている姿を見かけた事は何度となくあるのですが、下手なW124専門店でリフレッシュされた極最近のナンバーが付いた個体なんかよりも、シャンとした佇まいで走っているんですよ。

新車から乗り続けているオーナー様ならではの特権なのかもしれませんが、ゆっくりなじませていったからこそのいい感じの力の抜き具合いなのかと考えてみたり。

そして、使い方を最大限に反映している主治医さんの存在が、よりいい方向に車を持って行ってるのでしょう。

実は、この車自体は数年前から結構詳細を知っていたのですが、教えて頂いた方の経路的にあまり取り上げにくかったのです。
街で見かけた車達の124でも取り上げようかとも思ったのですが、こういった事もあり、とても迷いました。

当方は、E320CDIの購入者として、この方の存在を風のうわさで聞いたのです。

オーナー様はW123からW124と乗り継いで、最近はW211のE320CDIもお持ちだそうです。

ベンツのディーゼルに四半世紀以上乗り続けているのがとても気になります。
車をタフに使う方の選択されるのに相応しい、ベンツのディーゼルというのがいいですね。

補足
この車はヤナセで面倒を見ている個体ですが、勝手なイメージを持っている“過剰なまでの予防整備や部品交換”って行なわれていないのですね。