斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

今後の動向が気になる

2010年04月06日 | リコール
アメリカでトヨタに次ぐ規模のリコール出るかも知れません。

GMのSUVやピックアップトラックにのブレーキラインが腐食し、ブレーキが利かなくなる恐れがあるとして、約620万台を対象に米運輸省の道路交通安全局(NHTSA)が予備的な調査に着手した。

ソースはこの辺から。
GM車620万台調査=ブレーキ問題で当局-米紙

調査対象になる車両は1999年から2003年と結構前のモデルです。

SUVやピックアップトラックなので、正規輸入に限らず、並行輸入で日本に持ち込まれている個体も数多くあることでしょう。

日本政府はこの調査に対する対応はどうするのでしょうか。
米国やGMからは早急に情報の開示を求めるべきでしょう。
ヒステリックになる必要はないと思いますが、しかるべき立場の方から正確に原因と対策の説明は求めることになるのかな?

ここで個人的に思うのは、トヨタと同等以上の対応をとらないと“ダブルスタンダードの国”ということを世界中に強烈にアピールしてしまいますからね。(疑いが確信に変わったという人もいれば、数多い事例のひとつとしか思えない方もいるかも知れませんが。)

今後はGMに対しても…
公聴会に社長を呼び出して謝罪三昧、謎の編集をされた証拠っぽいVTRを作成し、立場ある方が名指しで企業批判、そして法律限度一杯の制裁金。。
何処までやるのかなぁ。GMっていま政府が持っているんだよね。

最悪のストーリーとしては、この件のスケープゴート的にトヨタのリコール遅れ叩きが行われていたとしたら。。

補足
トヨタで問題になったブレーキ優先ではないシステムをGMも採用しているんですよね。
この辺のことも問題になるか同課が気になります。
GMのブレーキ優先システムの標準化は2012年ごろまでに採用なので、トヨタと対応は変わりません。企業側に同じく叩かれる要素を持っているような。。