斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

14年落ちの現実

2013年06月01日 | カリーナ1.6GTの話題
タイトルは、ちょっとだけ車を買い換えようかなと思った理由を大袈裟に書いてみました。

それは、GWの谷間にマフラーステーの修理から車が返ってきたので、以前現場に行った際に立ち寄ったレストランでディナーメニューが気になったところに行ってみました。

土浦市内の目的の場所に付いた時にカリーナの違和感に気が付いたのです。(言うまでもなく、交通費>食事代です。)

妙に屋根が銀色で、なんかアクセントに欠けています。

なんと、ルーフモールが剥がれ落ちていたのです。
あそこに二本のブラックが走っていないだけで、ずいぶんと締まりが無くなるとは意外です。

最近の車に多く観られる、屋根を挟み込むように固定している車には必ずある部品でして、日光に曝される場所なのに、多くの車は樹脂製で素地のまま使うので、経年で効果や収縮により、剥がれてしまうようです。

北関東道で笠間PAには寄ったのですが、駐車場でなぜか車の写真を取っていて、それを見る限りではルーフモールはまだあったので、その先から常磐道に入ってから吹き飛ばしてきたのだと思います。

残ったもう一本のルーフモールもかなり収縮して浮いていて、いつ剥がれてもおかしくないぐらいの状況でした。

このように経年劣化が原因な外装の修理が必要になってきたので、「普段の利用の手間のかからない車」として入手したはずのなのに、本末転倒状態になってきました。
不注意もあったのですが、コロナより修理に追われるようになってきたので、ちょっと心が揺らいだのです。
あと、以前磨きに出したヘッドライトもそのコーティングの効果が切れてきたらしく、ターンシグナルとの透明度に差が出てきましたし、ドアサッシのブラックアウト部の塗装が剥げ初めていて下地の色が見えるようになってきました。。

ルーフモールは、生産完了から11年以上経った車ですが、まだ新品部品が出ました。
黒素地を無塗装で使う部品なので、左右合わせて交換しました。

補足
ええ、他も気になる部分も全部修理してやりましたよ。
ヘッドライトはニコイチ(GT専用のハウジングにTi/Si用のレンズ)で新品同様の輝きを取り戻しました。
サッシの塗装抜けは、マスキングに手間がかかるので、ショーカーやレーシングカーのフルラッピングをしているようなところで、艶消しブラック(屋外用、高耐久)のカッティングシートを張ってみました。
ほとんど変わらない値段で施工可能なカーボン調やメッキ調のにせず、敢えて純正風に仕上げてみました。
全部やっても、新車を買うと思えば安いものです。

拘りの車選びとはなんだろう その2

2013年06月01日 | 車選びの考察
ひとつ前のエントリーの続きです。

現在、“拘りの車選び”に対して不信に陥っています。

個人的な好みに合わせた、妙に用品オプション費用の高い1.6i-L AWDの5MT仕様の総額は、同じ装備でひとつ上のグレードや同グレードでもナビ付にできるぐらいでした。

この金額をベースに試乗中に同じG42.0i EyeSightを基本にディーラー(セールス?)おすすめオプションを付けた数種類の見積もりも作成されていました。

その見積りをひろげながら、「我々からのご提案として、げしょ様のご予算があれば、2.0i EyeSightをお買い求めいただけますし、条件ももっと頑張ることが出来ます。また、エコカー減税を受けることも出来ますし、もし手放される際のリセールバリューも断然有利だと思われますが。」と言われただけでなく。。

「せっかくお乗り換えになるのであれば、今までのようなアクセサリーは見直して見てはいかがでしょうか?最近は拘る方ですとサイトバイザーも取り付けていませんよ。御煙草を吸わないのであれば、前方や後方から観たときスッキリするのでお勧めしています。お選びになったアクセサリーには惰性で選ばれているのではと思われるものはありませんか?私どもも積極的にはお勧めしていないものも含まれています。厳選することでご予算にも余裕ができると思いますがいかがでしょうか。」
と、至近距離から岩塩を塊のまま投げつけて来るような発言をしてきました。

要は、「無駄が多いよ。」という事。

と言われたのは、スポーツの方ですがマニュアル車の試乗車を用意していただいた時のことです。

どうも、この試乗の機会は“マニュアル車のほうがたいしたことないでしょ。”という印象付けのために用意したのじゃないかと勘ぐってしまうような勧められ方だったんだよな。
基本的な税金は同額なんだから、AWDを選ぶのなら2.0Lのアクティブトルクスプリット&リアトロニックのほうがいいよ。と全身に書いてあるような態度だったもんなぁ…

個人的には、MTモデルのステアリングフィールのほうがなじみ深い感じがしたと思ったら、油圧パワステであることをカタログを眺めて思い出し、そのぐらい差があるものとわかったので、試乗自体の意味はありましたね。

2,000kmを超えた程度の試乗車クラッチはそれほど重く、ミートポイントもわかりやすいし、アクセルも不自然なものもありませんでした。

少し落ち着いたところで、今回の事を考えてみると、スバルに車を見に来たぐらいだから先進的な安全装備が付いたAWD車を勧めたかった(もしくは関心があると思いこんだ)セールスさんとこのぐらいの大きさでひと通り安全装備の揃ったマニュアル車のセダンが欲しかっただけの当方とのミゾが埋まらなかったのかなぁっと。

乗り潰すつもりでせっかく購入を検討する新車なので、用意できる予算の範囲内で好き勝手な仕様を選びたいのに、それを批判されたところにはお金を払いたくないというのが、今回の結論です。

ドアバイザーもナンバーフレームもなく、シートカバーも付かない素っ気ない車を買わせようとするんだもの。

補足
まぁ、カリーナGTとかコロナリフトバックなんていう車をわざわざ購入して乗っているような、
一般論としては、担当についてくださったセールスさんの提案は間違えではないと思いますよ。
ただ自分の考え方やこれまで接して来たお客さんに多かったと思われる考えに凝り固まっていて、柔軟性に欠けるのが良くないような気がします。
個人的には車は性能や価格だけでなく、人から人に納めるものであることも、車選びの三位一体の重要なひとつとして考えています。