【訪問日:2010/10/23、最終改版日:2011/11/13】
去る10月23日、これから寒くなる前にちょっくらツーリングでかけようと
思い立ち、横浜から関越道の本庄児玉IC→R254→上野村へ行き、そこから
キツイ山越えの田口峠・十石峠を越えて、再び上野村へ戻ってくるという
酷道マニア向けのルートを堪能してきました。
このエントリでは特に「群馬県道・長野県道93号下仁田臼田線」の田口峠越え
ルートを群馬県側から長野県側にかけて走行した感想を記載します。
(※ 続きの十石峠越えの感想はこちらを参照下さい。)
今回のメインルートの地図(http://chizuz.com/map/map77935.html)
右下の上野村から県道45号(塩ノ沢峠・新道)を越えて南牧村に北上、
県道93号を西進して田口峠を越えて臼田へ、R141を南下して佐久穂側から
十石峠を越えて再び上野村へ(その後しおじの湯へ)戻るルートですが、
このエントリでは上半分の上野村→南牧村→臼田までを記載しています。
上野村のR299と群馬県道45号下仁田上野線との分岐点
まっすぐ行くと十石峠ですが、右折して塩ノ沢峠・下仁田方面に向かいます。
十石峠は通行注意の看板。こういう看板を見るとわくわくします(変態)。
塩ノ沢峠(旧道)と湯の沢トンネルのとの分岐点
ここから南牧村までは広い2車線の快速路となります。
昔は、上野村~下仁田間は難所の塩ノ沢峠を越える必要があったのですが、
新しいバイパス道ができてからは、かなり便利になったみたいです。
県道93号との合流点手前
右に行くと下仁田へ、左が田口峠方面になります。
南牧村の市街地の風景
村の集落の中は、黄色センターラインの2車線か、
写真のようなセンターラインのない1.5~2車線の道路となります。
この先は連続雨量120mmで通行止めになるとの予告
県道201号星尾羽沢線(線ヶ滝方面)との分岐点
田口峠方面は直進となります。
県道108号下仁田佐久線との分岐点
道なりにまっすぐ進むと県道108号に入ってしまうので、田口峠方面へは
右折します。なお、県道108号は長野県と群馬県に跨る県道ですが、
県境越えのルートはありません。
右に曲がってから道が狭くなり、田口峠越えの本番ルート?に突入します
山道に入るとバイクと車の離合も困難な狭い1車線区間が出てきます
狭い1車線かつ、カーブミラーもないブラインドコーナーが点在しており、
出会い頭で対向車が来たら…と考えると無茶苦茶怖いです(逃げ場無し)。
林道 狭岩大仁田線の看板
この道路は林道から県道に格上げになったのかな?
本格的な山越えに入る前に、長野県側に突入
この辺は舗装が無くなっていて砂利道(+砂+ドロ)になっています。
狭くて暗くて路面も悪くて泣きたくなるような酷い有様です。(;´Д`)
田口峠越えでは、ここから狭岩峡までの区間が一番の悪路でした。
狭岩峡に到達
最初のトンネル(狭岩隧道)に到達
田口峠越えでは(薄気味悪い)トンネルがいくつかありますが、どれも入口から
出口が見えるような短かいトンネルのため、昼間だと暗くはありません。
田口峠より南牧村側は薄暗い森の中で、気持ちは良くありません。
短距離で九十九折りになっている難所
急勾配+ヘアピンの続く個所ですが、路面はそれ程悪い訳ではないので、
ゆっくり走れば全然普通に通行できます。ただし枯葉にはご注意を。
2つ目のトンネルに到達
田口峠に到達
田口峠はどうもトンネルの手前辺りが最高地点のようなのですが、
ここから先はいきなり下り坂になるだけで、辺りに峠の頂上を示す
記念碑とかは(ぱっと見た限りでは)見あたりませんでした。
【2010.11.13 追記】
他の方のブログによると、峠の記念碑は存在するみたいです。
峠を越えても狭い1車線
3つ目のトンネル(第一隧道)に到達
下り勾配9%と、きつい坂が続きます
田口峠より臼田側は日当たりが良くなります
この辺の道は狭いですが、木漏れ日の明るい渓谷沿いで気持ちよいです
道の広めなところだとこんな感じ
「日本で一番海から遠い地点」という案内板を発見
せっかくだからちょっと横道に足を運んでみることに。
ところが、横道に入ってからすぐのところで行き止まりに
「←日本で一番海から遠い地点」という方向案内板を発見
ところがその下には次のような注意書きが…
「お知らせ(注意) 海から一番遠い地点までの遊歩道は、
昨年の台風9号の影響で倒木と土砂崩落により危険な個所があります。
入山の際は十分ご注意下さい。」
それ以上に隣にある
「この付近はクマが出没していますので、注意しましょう。」
という警告看板に肝を冷やして速攻で退散。
雨川砂防ダムに到達
ダムを過ぎてからも狭いところが続きます
市街地に近くなると広めの快適な2車線となります
県道120号との合流点、左折します
県道93号は、臼田駅近くでカクカク曲がります
臼田駅の近く、小海線に到達
R141との合流点である城山北交差点に到達
ここで左折してR141を南下し、十石峠へ向かいます。
十石峠越えのエントリに続く
まとめと補足、これから走行される方へ
・率直な感想を言うと、酷道として著名な十石峠の方が走りやすいと
思えるほどのひでー道でした。集団ツーリングには向きません。
雨天や日没後の運転はマジでお勧めできません。
・普通、峠道は頂上に近いほど荒れてくるものですが、田口峠では南牧村の
集落に近い狭岩峡辺りが一番路面が酷かったです。
・この日は晴天だったのですが、峠より南牧村側は暗くて、路面も数日前の
雨が乾かずに濡れている状態でした。
・佐久地域(臼田)~下仁田/南牧村方面は、もう少し北上したところにある
R254(西上州やまびこ街道)が超快速路なので、どうしても田口峠越えを
したい物好き以外は、R254をお勧めします。
・冬期期間は閉鎖となる十石峠やぶどう峠と異なり、田口峠は冬期閉鎖は
されない模様です。しかし他の方のブログを見ていると冬期は路面が凍結
しているみたいなので、寒い時期はくれぐれも注意されて下さい。
またこの道は大雨や台風でとすぐに通行できなくなると思われるので、
通行する人は事前に規制情報を確かめましょう。
参考リンク:
・群馬県内の大雨等による通行規制情報(国道・県道)
・道路通行規制箇所の状況(佐久南部地域)
去る10月23日、これから寒くなる前にちょっくらツーリングでかけようと
思い立ち、横浜から関越道の本庄児玉IC→R254→上野村へ行き、そこから
キツイ山越えの田口峠・十石峠を越えて、再び上野村へ戻ってくるという
酷道マニア向けのルートを堪能してきました。
このエントリでは特に「群馬県道・長野県道93号下仁田臼田線」の田口峠越え
ルートを群馬県側から長野県側にかけて走行した感想を記載します。
(※ 続きの十石峠越えの感想はこちらを参照下さい。)
今回のメインルートの地図(http://chizuz.com/map/map77935.html)
右下の上野村から県道45号(塩ノ沢峠・新道)を越えて南牧村に北上、
県道93号を西進して田口峠を越えて臼田へ、R141を南下して佐久穂側から
十石峠を越えて再び上野村へ(その後しおじの湯へ)戻るルートですが、
このエントリでは上半分の上野村→南牧村→臼田までを記載しています。
上野村のR299と群馬県道45号下仁田上野線との分岐点
まっすぐ行くと十石峠ですが、右折して塩ノ沢峠・下仁田方面に向かいます。
十石峠は通行注意の看板。こういう看板を見るとわくわくします(変態)。
塩ノ沢峠(旧道)と湯の沢トンネルのとの分岐点
ここから南牧村までは広い2車線の快速路となります。
昔は、上野村~下仁田間は難所の塩ノ沢峠を越える必要があったのですが、
新しいバイパス道ができてからは、かなり便利になったみたいです。
県道93号との合流点手前
右に行くと下仁田へ、左が田口峠方面になります。
南牧村の市街地の風景
村の集落の中は、黄色センターラインの2車線か、
写真のようなセンターラインのない1.5~2車線の道路となります。
この先は連続雨量120mmで通行止めになるとの予告
県道201号星尾羽沢線(線ヶ滝方面)との分岐点
田口峠方面は直進となります。
県道108号下仁田佐久線との分岐点
道なりにまっすぐ進むと県道108号に入ってしまうので、田口峠方面へは
右折します。なお、県道108号は長野県と群馬県に跨る県道ですが、
県境越えのルートはありません。
右に曲がってから道が狭くなり、田口峠越えの本番ルート?に突入します
山道に入るとバイクと車の離合も困難な狭い1車線区間が出てきます
狭い1車線かつ、カーブミラーもないブラインドコーナーが点在しており、
出会い頭で対向車が来たら…と考えると無茶苦茶怖いです(逃げ場無し)。
林道 狭岩大仁田線の看板
この道路は林道から県道に格上げになったのかな?
本格的な山越えに入る前に、長野県側に突入
この辺は舗装が無くなっていて砂利道(+砂+ドロ)になっています。
狭くて暗くて路面も悪くて泣きたくなるような酷い有様です。(;´Д`)
田口峠越えでは、ここから狭岩峡までの区間が一番の悪路でした。
狭岩峡に到達
最初のトンネル(狭岩隧道)に到達
田口峠越えでは(薄気味悪い)トンネルがいくつかありますが、どれも入口から
出口が見えるような短かいトンネルのため、昼間だと暗くはありません。
田口峠より南牧村側は薄暗い森の中で、気持ちは良くありません。
短距離で九十九折りになっている難所
急勾配+ヘアピンの続く個所ですが、路面はそれ程悪い訳ではないので、
ゆっくり走れば全然普通に通行できます。ただし枯葉にはご注意を。
2つ目のトンネルに到達
田口峠に到達
田口峠はどうもトンネルの手前辺りが最高地点のようなのですが、
ここから先はいきなり下り坂になるだけで、辺りに峠の頂上を示す
記念碑とかは(ぱっと見た限りでは)見あたりませんでした。
【2010.11.13 追記】
他の方のブログによると、峠の記念碑は存在するみたいです。
峠を越えても狭い1車線
3つ目のトンネル(第一隧道)に到達
下り勾配9%と、きつい坂が続きます
田口峠より臼田側は日当たりが良くなります
この辺の道は狭いですが、木漏れ日の明るい渓谷沿いで気持ちよいです
道の広めなところだとこんな感じ
「日本で一番海から遠い地点」という案内板を発見
せっかくだからちょっと横道に足を運んでみることに。
ところが、横道に入ってからすぐのところで行き止まりに
「←日本で一番海から遠い地点」という方向案内板を発見
ところがその下には次のような注意書きが…
「お知らせ(注意) 海から一番遠い地点までの遊歩道は、
昨年の台風9号の影響で倒木と土砂崩落により危険な個所があります。
入山の際は十分ご注意下さい。」
それ以上に隣にある
「この付近はクマが出没していますので、注意しましょう。」
という警告看板に肝を冷やして速攻で退散。
雨川砂防ダムに到達
ダムを過ぎてからも狭いところが続きます
市街地に近くなると広めの快適な2車線となります
県道120号との合流点、左折します
県道93号は、臼田駅近くでカクカク曲がります
臼田駅の近く、小海線に到達
R141との合流点である城山北交差点に到達
ここで左折してR141を南下し、十石峠へ向かいます。
十石峠越えのエントリに続く
まとめと補足、これから走行される方へ
・率直な感想を言うと、酷道として著名な十石峠の方が走りやすいと
思えるほどのひでー道でした。集団ツーリングには向きません。
雨天や日没後の運転はマジでお勧めできません。
・普通、峠道は頂上に近いほど荒れてくるものですが、田口峠では南牧村の
集落に近い狭岩峡辺りが一番路面が酷かったです。
・この日は晴天だったのですが、峠より南牧村側は暗くて、路面も数日前の
雨が乾かずに濡れている状態でした。
・佐久地域(臼田)~下仁田/南牧村方面は、もう少し北上したところにある
R254(西上州やまびこ街道)が超快速路なので、どうしても田口峠越えを
したい物好き以外は、R254をお勧めします。
・冬期期間は閉鎖となる十石峠やぶどう峠と異なり、田口峠は冬期閉鎖は
されない模様です。しかし他の方のブログを見ていると冬期は路面が凍結
しているみたいなので、寒い時期はくれぐれも注意されて下さい。
またこの道は大雨や台風でとすぐに通行できなくなると思われるので、
通行する人は事前に規制情報を確かめましょう。
参考リンク:
・群馬県内の大雨等による通行規制情報(国道・県道)
・道路通行規制箇所の状況(佐久南部地域)
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車では未舗装部分には気付きませんでした。
カーナビで適当に臼田方面に抜ける道を探して通ったんですが、まず県道108号下仁田佐久線との分岐点からの入り口の狭さにびっくりしました。
途中2台ほど車とすれ違いましたが、どちらも運良く退避エリアのある場所だったので助かりました。退避エリア意外で避ける自信ありませんでしたよ。
個人的には結構楽しかったです。
狭岩峡手前の未舗装部分はそれほど長くないですから、
車だとあまり気にならないかもしれませんね。
無事に帰れたようでよかったです。(^^;)
トホホ親爺さんへ
あういう道は2種原付でてこてこ走った方がおもしろいかもしれませんね。
何度も走りたいとは思わない道ですけど(汗)、
紅葉シーズン時にはもう一回行ってみたいですね~。