アウディA4 ディーゼル6MTに試乗しました!
先代モデルの4台目B8のセダンです。デビュー当時にFFのガソリンモデルに試乗した時は、爽快な走りとカッチリした質感が好印象でしたが、10年近く経った後はどうでしょうか?今回は日本未導入のディーゼルモデルなので、そのフィーリングもきになるところです。早速インプレです!
●居住性★★★
ドイツ車ならではのしっかり感は健在でした。ただ、アウディならではの高精度なパーツが組み合うヌルヌルとした高級感はさすがに劣化していました。乗り心地はフラットな路面では非常に快適ですが、路面が荒れてくるとそこそこ振動が伝わってきます。静粛性は悪くないですね。
●動力性能★★★★
さすがディーゼル、低速がらグッと強力なトルクを発生してくれます。そこから高回転まで中々気持ちよく吹け上がるところが流石アウディですね。
●ハンドリング★★★
基本的にはニュートラルで自然なフィーリングです。今回の車がウィンタータイヤを履いていたので、ちょっと設置感が薄めでグニュっとしたフィーリングがあったのは残念です。コーナーをちょっと攻めてみると、アンダーが多めですね。この辺りは新型メガーヌの方が洗練されていますし、設置感はクワトロが上手ですね。
●総合評価★★★
結論としては、アウディA4、あいかわらずいい車ではありましたが、新車当時の洗練されたかんじは下がっていました。まあ、年月が経ったとはいえ、当然といえば当然ですがコンパクトカーや普及クラスの車より上質感は上なのは流石ですね。ただ、メルセデスがその剛性感が劣化しにくいのに対し、アウディの良さは時間とともに失われやすいですね。ガソリンとディーゼルの違いですが、ガソリンも中々気持ちいい吹け上がりなので、吹け上がりを取るか、トルクと燃費を取るかで好みの分かれるところですね。
では動画をどうぞ!