ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

5/25日 鳳来寺山 その7(最終記事):ヨウラクランを見て、高徳不動、利修仙人護摩所を詣り、下山する。

2018-06-03 07:01:22 | 草花
門谷の表参道から、最後の部分になりました。
ここでは表参道を離れて林道を歩き、そこから分岐して山道に入り、高徳不動をお参りし、さらに尾根まで登り、利修仙人の護摩所でお詣りを済ませたら、玖老勢(くろぜ)の車を置いたところに戻るまでのレポートになります。

途中の車道歩きではで暑さにやられて、休み休み来ましたが、山間に戻って来ると気温も下がり、木陰が涼しいので、息を吹き返してきています。
家に電話を入れて、交通渋滞を避けて、暗くなってから車で走り出す旨を連絡しておきます。

細い川 ↓

表参道を離れると、林道が始まります。橋を渡るときに川を見ると、ここならば蛍が出そうです。



広い道 ↓

農道というか、林道というのか、広い道を淡々と歩きます。山道に変わるまでおよそ1kmほどこういうところを歩きますが、日に灼け出されて、意外と長く感じています。



ヨウラクラン ↓

途中で梅の栽培個所がありました。木が相当の古木ぞろいでしたので、期待して立ち寄ることにしました。
早速着生しているヨウラクランを見つけてしまいました。
気を良くして、その他に無いものかと探すことにしました。



ありました!  ↓

クモランも見つけてしまいました。残念ながら花はついていませんでした。おそらく花が終わっていたのでしょうか。



梅の実 ↓

沢山はありませんでしたが、まだ梅の実はついています。



カヤラン ↓

カヤランも見つけてしまいました。 これ以外には見つけられませんでしたので、ここを後にします。



エゴノキ ↓

林道上にエゴノキの花が覆いかぶさっています。



ガクウツギ ↓

ガクウツギは花の残骸でした。



ここから山道 ↓

林道が新しくなっていて、山道の入り口が判らず通り過ぎてしまいましたが、様子がおかしいことに気づき、引き返して、この入口が判明しました。



山道 ↓

高徳不動までの山道は今は、歩く人が少なくて、不明瞭になりつつあります。



高徳不動 ↓

江戸時代には御利益があるとされたこの場所も、今ではすっかり寂れてしまっています。
窟屋内に石像が何体か立っていて、その前には赤い鳥居が建っています。
水の滴りもあって今風に言えば立派な霊感スポットになりそうなところなのです。


お詣りをしてからここを後にします。


尾根に登って行く ↓

本日最後となる登り道をゆっくりと詰めていきます。



尾根着 ↓

尾根に着いたら、これでもう登り道はなくなります。後は利修仙人の護摩所まで、やや急勾配の道を下って行きます。



綱が張ってある ↓

傾斜の急なところではロープが張ってあります。



利修仙人護摩所 ↓

岩の庇を利用して、石像が安置されています。


利修仙人の石像ですが、これを運び上げた労力を想像してみると、信仰心の偉大さが測れるように思えました。

その石像の背後には「理趣仙〇護摩所」と岩に彫られています。今使われている文字と違いがありますね。


右に「妙法蓮花経」、左に「南無阿弥陀仏」とあります。
ここでも妙法蓮”華”経ではなくて、”花”なのが不思議です。




天然記念物境界碑 ↓

この日に何度も見た境界の石碑もこれが見納めです。



下り道 ↓

植林の下のゆるい傾斜を下って行きます。



下山点 ↓

右の広い道を合わさり、山道は終わります。



お墓 ↓

朝出たところに戻ってきました。



歩行数 ↓

歩行計の感度部分を孫に弄られてしまい、やや不確かな数字を示してきましたが、今回は正しい数字に近いようです。
ここで、ストレッチをし、休みを入れたりして時間を過ごし、交通渋滞が解消されるような時間になってから車に乗って、家路につきます。
コメント (4)
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