ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

5/25日 鳳来寺山 その6:暑い車道歩きを経て、山に入り、尾根越えして、門谷の参道に下りる。

2018-06-02 07:01:34 | 草花
行者越えをしてすぐに、車道に降り立ちます。
この道はかつては有料道路の鳳来寺山パークウェイで、当時は普通車が930円でしたが、2005年の7月からは無料開放されています。
その道を約2.6kmほど歩くのですが、路面の照り返しもあり、暑さが半端なくてこれには参りました。
木陰があればすぐにそちら側を歩くようにして何度も道路の右・左と変えて歩くようにしました。
車道歩きの始めは標高340mほどあったところですが、それが標高210mくらいまで下がったあたりから、再び山に取付きます。
植林帯を歩くのですが、途中で道を見失い、藪漕ぎになり、藪を漕いで尾根越えして、門谷の表参道まで下って行くことになります。

ウツギ ↓

車道歩きで最初に見たのはウツギの花でした。

少しの間、道を間違えて「湯谷峠」まで下りましたが、間違いに気づいて道を戻ります。

ガマズミ ↓

ガマズミの花も道端で見かけます。



テイカカズラ ↓

路側のコンクリート壁を覆うようにしてテイカカズラが花を見せていました。




頭上の巨岩 ↓



道の上には圧倒的な量感で巨岩が聳えています。




パークウェイ分岐点 ↓

やがて県道富栄設楽線(三河大野(富栄)方面から登ってくる道)との交点(T字路)に差し掛かります。まっすぐ進んで、県道389号を1km弱歩きます。




配水池 ↓

上水の施設を見ながら進みます。



車道歩き ↓

こういう日陰の場所を歩けると、とても助かります。



再び山中に入る ↓

車道歩きが終わり、山道の登り返しに移行します。尾根を乗り越えるまで約100mほどの高度差をこなすことになります。



コアジサイ ↓

道端に再びコアジサイの花が出てきます。



植林帯 ↓

植林の下を比較的涼しく歩いて行きます。
この先は道がなくなり、藪漕ぎが控えていますので、上に着て、手袋も出して着けます。



じっと見られる ↓

何かに見られている気配を感じて、それを探すと、カモシカ君でした。
彼に色々話しかけてみましたが、会話が通じることなく、こちらが歩を進めると、彼も距離を保ちつつ移動し、最後は姿が見えなくなりました。


ブッシュ ↓

尾根に乗り上げたところで、とうとう道がなくなってしまいました。
泣く泣く藪漕ぎに移行します。


道の痕跡 ↓

ブッシュから抜け出ると道の痕跡らしきものがあり、それを頼りにして下りて行きます。



フェンス ↓

害獣除けのフェンスがあり、これを開け閉めして通ります。



門谷の集落 ↓

すぐ下に門谷の集落が迫ってきています。



道がある ↓

今度は明瞭な道がありますので、これを使うことにしました。



”イワカガミ” ↓

日当たりの良い場所に花の終わった”イワカガミ”が群生しています。



お墓か? ↓

集落を見下ろす場所に、こじんまりした墓所?のようなものがあります。



門谷の参詣道 ↓

門谷の表参道に降り立ちました。
これからもう一つ、利修仙人コースの尾根に乗り上げる”ミッション”があります。



弁財天 ↓

”任務”を果たす前にお参りして身心を清めます。



木戸跡 ↓

昔の鳳来寺参拝道の一つはここに来るまでに玖老勢(くろぜ)から利修仙人の護摩所、高徳不動にお参りして、ここに至る道であったそうで、ここに木戸があり、門前町に出入りする人を監視する見張り所があったということです。
なお、これからお寺さんまで門前町が始まり、往時は60軒の宿屋と2軒の芝居小屋があり、たいそうな賑わいがあったようです。

小生はこれから玖老勢まで、高徳不動、利修仙人護摩所と同じ道をたどることになります。
コメント (4)
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