ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

3/31日 葦毛湿原と背後の稜線歩き その5:カタクリの群舞と、少なくなったシュンラン

2014-04-06 07:26:30 | 草花
この山域は豊橋市、浜松市に近くて、交通の便も良いため、沢山の人たちが集まりますが、そんな人達のなかには、どうしても不心得の人たちも混じってきてしまうようで、ここの自生する植物を盗掘する事件も連続して出てきているそうです。

今回聞いた話では、稀少植物であり、囲いをしている保護区域に踏み込んで、イチゲキスミレを掘り盗ってみたり、最近では稜線上のシュンランを100株近くごっそり盗んだ輩が出ているそうです。

以前にはこの山域の固有種であるイワタカンアオイが稜線の付近で沢山見られましたが、今では探して歩かないと見つけられなくなってしまいました。
以前この稜線上に咲いていたヒロハノアマナが盗まれて、それが下の園芸店でひと株千円で売られていたという話も聞いています。このときの犯罪行為は酷くて、自生地のひとつが消滅してしまったそうです。

そんなことを聞くに付け、ここでしたり顔の如くに(そんな積りの無いのは勿論のことですが)記事に出すのは、不逞の輩の犯罪に入れ知恵しているみたいで、気がひけてしまいますが、ここで作る記事がそんな行為とは無関係であって欲しいと願っております。


今回は新しいカタクリの花に沢山出会うことができました。
カタクリ ↓

最後の一枚が反れば着地OKとなります。

カタクリ ↓

花の中を覗きこんで模様を撮らせてもらいました。

カタクリ ↓


カタクリ ↓


カタクリ(群舞) ↓


カタクリ ↓

風の強い日でしたが、明るい中でしたので、シャッタースピードを速めることが出来、被写体ブレを酷くは拾わずに済みました。




電波中継所 ↓

この場所の北側斜面にカタクリの自生地が広がります。


  

カタクリ保護看板 ↓

最近はこういう看板も見られるようになり、そのほかに保護ロープを張り巡らしたりして、保護の機運は高まって来ています。



尾根道 ↓

中部電力が高圧電線を尾根沿いに張っていますので、そのために下草刈りをしているようですが、立ち木まで一網打尽に滅多切りしているような感じも残ります。




赤岩尾根と多米(ため)の街 ↓

でも、その御蔭で?遠くへの見通しもよくなっています。本宮山と赤岩尾根、そして、眼下には多米の町並みが見えています



本宮山・石巻山 ↓

それよりもやや左には石巻山も見えてきます。



尾根の西部 ↓

この二週間前には、あの一番端のほうからここまで、尾根を歩いて来ました。



シュンラン ↓

数の少なくなったシュンランを、探しに探してやっとと言う感じで出会っています。
本日はこの後もう一度出会っただけとなりました。
コメント (6)
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