ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

3/31日 金山・雨生山の春の花たち ③:赤ハゲまでの稜線の道 シキミ 宮標石 フモトスミレ センボンヤリなど 

2014-04-12 07:22:15 | 草花
ここを歩いてから早や12日が経ってしまいました。
記事更新速度が遅いので、仕方のないことですが、どうか気長にお付き合いください。

今回は金山の山頂から下り、尾根道を南西に進んで行きます。
金山に向かって登って来たときは北斜面で針葉樹の植林帯の中でしたので陰鬱な感じの道でしたが、今回の部分ではそれとは変わって、明るい潅木帯を進むことになります。

金山山頂の三角点 ↓

本日歩いた中では一番標高の高い場所となり、423メートルとなっています。
この三角点が二等であったのか、それとも三等だったのかは石の上部が欠けていてしっかりとは確認できませんでした。



本宮山 ↓

山頂には北側に反射板が設置されていて、そこから北西側に僅かに景観が得られます。
本宮山がやや霞んだ中に立っています。



クロモジ ↓

山を下り始めると、山頂のほんのすぐ近くでクロモジの花も咲きはじめていました。



シキミ ↓

人里では良く見る花ですが、ここのものは一本だけでしたが、南に向いて咲いていました。



金山から下る尾根 ↓

この道を下りきると、後はなだらかな明るい尾根道を黙々と歩いて行くことになります。



宮標石 ↓

ここにも宮標石が顔を出します。県境はこのときにはすでに定まっていたのでしょうか。



御料局三角点 ↓

これも宮標石ですが、こちらは「御料局」と表示されていました。上記の宮標石の丸の中に「宮」の字は図案化されたものなんですね。



雨生山 ↓

やがて辺りが赤茶けたハゲ山の様になり、裸地となった場所に来ました。(この場所を小生が勝手に「赤ハゲ」と名付けています。)
ここは蛇紋岩の貧栄養の地味で、やや特殊な植生があります。しかしその特徴は秋により顕著に現れるようで、今はそのことを体感できません。
正面に雨生山が、その右奥に吉祥山が見えます。



「赤ハゲ」のケルン ↓

「赤ハゲ」にはケルンが積んであります。これがもう長い年月に亘りますので、このケルンはこの場所の目印になっていることでしょうね。



平尾山 ↓

「赤ハゲ」からは先日歩いた豊橋市の最高峰である平尾山が見えています。



坊ヶ峰 ↓

そしてその左手には坊ヶ峰も見えていました。先日歩いているだけに懐かしく眺めることが出来ます。



センボンヤリ ↓

この山に来て、是非見ておきたいセンボンヤリにやっと出会えました。貧栄養の土壌の中で咲いて来ているのですから、他の場所で咲くのとは有難さがちがうと思いました。



フモトスミレ ↓

白い花が固まっていましたので、センボンヤリが纏まっているなと思いながら近づくと、これはフモトスミレでした。
朝に葦毛湿原に向かう林道入口では見て来ましたが、ここで見るとは思いませんでしたね。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする