ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

4/11日 藤原岳孫太尾根 ⑧(最終):下山するまでに見た花など。 平地で見た花も登場

2014-04-22 07:23:06 | 草花
孫太尾根を歩いて山頂まで行き、そこから滋賀と三重の県境稜線を歩いて、藤原岳を丸ごと一つ縦走するような形で歩いて来ましたが、そろそろ「山の部」は終わりが近付いて来ました。

藤原岳は山の中腹から山裾にかけて割合急斜面になっていますので、下りるときには効率よくぐんぐん高度を下げていきます。
そんな中で、この植物相豊かな藤原岳は最後まで見せ続けてくれます。

スミレ ↓

このスミレはまた苣の短く太い・丸いスミレですね。そして葉は大きめです。ここでもナガバノスミレサイシンという名前が頭にちらつきますが同定にはいたりません。



ミヤマカタバミ ↓

道沿いでミヤマカタバミが固まって咲いている場所が出て来ました。この花は朝では開かないことが多いような気がします。



キジョラン ↓

アサギマダラの幼虫の食草ですね。葉はこわくて、まるで木本であるかのように見えますが、つる性の多年草なんです。ガガイモ科ですから、晩秋には大きな種の莢を持つようです。
そして何よりも葉を取ると、軸から乳液が出てきます。 毒草ですのでアサギマダラの幼虫はこれを食べることによって体内に毒を貯めて、野鳥の捕食から身を守っているようです。



ミヤマキケマン ↓

綺麗な色のミヤマキケマンも出て来ました。このあたりにはまた、ヒトリシズカが出てきています。



不気味な色の昆虫 ↓

ミヤマキケマンを撮っていると、となりのコクサギの木に甲虫が沢山付いています。
見たこともないような形をしていて、それにこの色ですからかなり不気味に感じました。
こりんさんが調べてくれて、この虫はムラサキオオツチハンミョウではないかとのことです。
体の大きいほうはメスのようです。



登山口 ↓

そうこうしているうちに登山口についてしまいました。これにて「山の部」は終了で、あとは車を置いたところまで、山裾をノンビリ歩いていきます。



ヤマブキ ↓

アスファルトの簡易舗装の林道沿いでヤマブキが咲いていました。風に揺れて定まらないので、短気を起こして「エイヤッ!」とやってしまいました。



高いところでヤマザクラ ↓

高いところで山桜が咲いています。こりんさんの目測では15メートルの高さではないかとのことです。周りの植林樹が背丈を伸ばしているので、ヤマザクラも必死の生き残り作戦をやっているのでしょう。幹は電信柱のように真っ直ぐ伸びていました。



ヤマザクラ ↓

折角必死に咲いた花ですので、望遠で引き寄せて撮ります。



ヤブツバキ ↓

道端でヤブツバキも未だ咲いています。



コンロンソウ ↓

水路沿いにコンロンソウの花を見ました。今回は白トビのオンパレードになりました。



駐車場に帰着 ↓

朝待ち合わせをした場所に付きました。
この車に乗って、歩き始めた場所まで行くことになります。



歩行数 ↓

山中を約3万歩歩きました。これはかなりの負荷ですね。身体は二日ほど疲労を残していたようです。

このあとお墓の前の孫太尾根登山口まで車で行き、そこでこりんさんと解散となり、めいめいの帰途に就きました。
小生は昨年11月12日の夜間、帰り道を尋ねたときに、親切にも車に載せて送り届けてくれたお宅に立ち寄り、挨拶とお礼をして、やっと年越しの宿題を済ませた気持ちになりました。

名古屋市の入り口で交通渋滞に遇い、帰宅は午後7時少し前になりました。
コメント (8)
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