気になるキーワードや製品のコレクション(IT編)

メルマガ、新聞、雑誌などに登場する(増田悦夫の)気になるキーワード、製品を取り上げ、ITの進展をフォローします。

“3Dコミュニケーション”とは

2007-10-24 23:28:41 | Weblog

新しいマーケティングの理論です。

テレビ、新聞、雑誌などのマスメディアを利用したこれまでの広告は画一的な情報内容を伝えていました。これに対し、「3Dコミュニケーション」は、インターネットやテレビなどの広告媒体毎に発信する情報にあえて差をつけ消費者間の口コミを意図的に誘発するようにしたものです。

複数の媒体を使い分け伝える情報内容を変えると、製品やサービスに関し異なる知識を持った消費者間が相互に知識を補完し合うため口コミ情報の流れが自然と生まれるということです。

このネーミングは電通の秋山隆平氏によるものだそうで、情報差からコミュニケーションが3次元になるという意味で「3D」としたとのことです。

この手法を採用した例として、大塚製薬の「ファイブミニ」や日産自動車の「TIIDA」の宣伝があります。


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