老いて、なおチャレンジ

大好きな草花と共に、余生を楽しめたらいいな~

甲状腺腫の結果&久し振りのコンサートへ

2011-11-05 21:26:21 | 

 

昨日の午後甲状腺腫の結果を主治医さんに伺って来た。
残念ながら何でもありませんとは言って頂けなかった。机の上にはこの前撮ったエコーの写真が置いてある。それを見ながら丁寧に説明して下さった。「左は何ともないが右が大きく腫れているんです」と。私の首を見、触診して「とても小さくなっているね、悪性ではないかもしれないね」とおっしゃる。悪性と言う言葉が私の心に引っかかった。もしかしてガン?と、「悪性って何ですか」とお聞きしたら「ガンです」「甲状腺もガンになるんですか」と言ったら「なりますよ」との事だった。「採血してその結果もう一度エコーを撮りましょう」ということになり採血して貰い、インフレンザの注射をして貰って帰って来た。
又後一ヶ月後の12月2日まで結果はお預け!
今朝インターネットで甲状腺に就いて調べて見た。甲状腺に罹るのは女性に多く、10~20年掛かってだんだん大きくなって来て症状が表れてくる人もあるらしい。症状がなくてもかなり多くの人が罹っている病気らしいし、たとえ甲状腺ガンに掛かっても他のガン程心配はない様な事も書いてあった。甲状腺にも種々な症状があって痛む事もあれば、体の倦怠感、疲れ、いくら食べても太らず痩せて来る、声がかれる、等々であるが、幸い私には思い当たる事が一つもない、と言って楽観はできないけれど!!心行くまで検査しその結果が如何であるにせよ先生を信頼しお任せする以外ないのである。今以上に充実した生活を心掛けつつガンでない事を只管願いたい。 現在の私は何時もと変わらず至って平常心であり、娘等にはこの病気に就いて全てありのままに話し電話で笑い飛ばしている。

さて、一寸暗めの話しの後ではあるが、今日は久し振りに音楽会に行って来た。上野の東京文化会館で行われたガラコンサート。
写真にも載せたが、音楽の各分野で最高の奏者・歌手・バレーの人々による素晴らしい演奏を聴く事ができた。2時から5時までの3時間に亘りこんなに有名な方々の演奏が聴けるなんて勿体ない、嬉しい気持一杯だった。
殊に最後に歌われた外人のテノール歌手とソプラノ歌手の方のソロの歌唱力は余りの素晴らしさに私の体は震えが来るような感じであり、涙が出て来そうになった程、掌が痛くなるほどに大拍手を送った。会場の前が上野駅なので電車に乗ってからも暫くの間その余韻に浸りその感動は近頃比類ないものであった。もう暫く音楽会に行かなくてもいいわ~と思うほどに大満足であった。
私はやっぱりクラシックの音楽が一番大好きである事を再確認した日であった。