老いて、なおチャレンジ

大好きな草花と共に、余生を楽しめたらいいな~

3人揃って久し振りのお出掛け!

2011-11-16 14:00:25 | 

鎌倉八幡宮にて 素晴らしい菊の懸崖作りです
 
 

この処二人の娘と一緒に出掛ける事がなかったが、昨日久し振りに3人で鎌倉に行って来た。私は自由な身だから何時でも出掛けられるが娘達はいろいろ用事があり15日しか揃って行ける日がないと言う。その日も夫々午前中は予定があり午後やっと暇が出来出掛けられる事になった。長女は大船でお茶の講習会、それも途中で抜け出して来てくれた。次女は市谷で染物の会に友達と行き昼を一緒にして私と新宿駅で1時半に待ち合わせた。皆夫々に忙しい日々を送っているのだ。忙しく飛び回っていられるって一番幸せな事なのであろう。
兎に角電車での道中は長い、次女と約1時間休みなくしゃべりまくり笑いは絶えず「うっかりすると鎌倉駅を通り過ごして仕舞うかもよ」なんて言いながら愉しい時を過ごし、大船駅から長女も乗り込んで3人が揃った。

先ず目的である次女の先輩である方が絵画かれる万葉野の花の展示会に足を運んだ。お父様が万葉学者であられ、ご本人は阿見みどりさんと仰る方で、その楚々とした野の花の絵と共に万葉の歌もおり込まれ、もう何回も見させて頂いているが心が洗われるような気持になる。自分もこんな絵を描く事が出来たらどんなに良いかと何時も思わされる。1時間位ゆっくり見たり阿見さんとお話ししたりした。

次は駅に帰りがてら途中にある鶴岡八幡宮に寄った。紅葉を見るにはまだ早い、この時期は菊の最盛期であり3か所に菊展が催されていて、素晴らしい懸崖・大輪の一本咲き・コスモスのシェーシェル咲きの様な珍しい花弁もありで愉しく見て回った。
昨年の3月入り口に立っていた樹齢1000年余の大銀杏が強風で倒れたがしっかり再生し、この時期もう葉はすっかり落ちていたが、これから又何百年掛かって昔の姿を取り戻す事が出来るのであろうと頼もしく思った。

5時前で一寸早かったけれど駅前の喫茶店で夕食をし今度は3人で美味しい食事を頂きながら話しは尽きなかった。
長女は家で夜生徒さんにお茶を教える仕事が待っているし、次女は旦那さんが東京で仕事をしているので8時頃待ち合わせ浜松に帰って行く。東京駅で次女と別れ家に着いたのはもう真っ暗い7時頃であった。
こういう愉しい時が時々持てるからこそ、平常一人でいても心は豊かに過ごす事が出来るのだと有難く思うのである。