梅雨の時期のこの猛暑!年寄りの身には尚更堪える。
昨日は強い風が吹いた一日であった。風の恩恵を受けようと朝から窓を開け放し、網戸でエアコンも付けず居室で仕事をしていた。(去年までの私には考えられない事)午前中は「あ~いい風!」と思っていた私だったが、午後2時頃になって何だか気分が悪い、頭が重い、脈拍が早い、「もしかして熱中症?」と思った。部屋の温度計を見たら何と35度、よい風どころではなく温風が部屋の中に入って来ていたのだ。直ちに戸を閉め切りエアコンを付け、水分をたっぷり飲み、首を冷やしながらソファーで横になった。幸い30分位経った頃気分は回復し、起き上がって仕事を始める事が出来た。
果たしてこれが熱中症だったのかどうかは分からないけれど、ひどくなる前にこれらの処置をしたのは正解であったと思っている。
私などは行事がなければ家に引きこもっていれば済む事であるが、外での仕事をしなくてはならない人、運動する人等暑さの中で活動する人たちは如何しているのだろうと思わずにはいられない。昔は冷暖房器はなく火鉢と炬燵のみ、非常に寒い思いはしたが、夏の温暖化はなくこんな暑さを感じた事はなかった。世の中は全てに於いて刻々と変わって行くが、その時々で人間の英知を結集し苦難を乗り越えて行かねばならないのだろう。
この世を長く生きた私、昔を今を様々に思う日々である。