老いて、なおチャレンジ

大好きな草花と共に、余生を楽しめたらいいな~

2012年新年会

2012-01-03 20:09:20 | 

正月料理のすべて

  
   

ケーキは長男の嫁が作ってくれる。
写真は撮れなかったが長女はエビのフライ、次女がローストビーフときんとんを作って持って来てくれる。三女は毎年30日に実家に来て鶏の串焼きを私と一緒に作ってくれる。勿論最初はお雑煮から始まる。 皆が一生懸命作る正月料理は心が籠っており豪華でとても美味しい。約30人分を作るのだからその労力は並み大抵ではない。でも皆の為に喜んで作ってくれ本当に有難い。

今年の新年会は昨日行われた。風邪をひいたり都合が悪かったりで9人参加出来なく残念ではあったが、それでも25人が集まり賑やかに、和やかに、終始笑いの絶えない愉しい集まりであった。
先ず次女の三男が最初に現れた。大阪で一人暮らしをしている孫息子である。次女の婿さんが体の具合が悪く次女も来られないため母親の作った料理を持って来てくれた。「僕、此処を2時半に出て帰らなきゃならないんだ」と言う「今1時だから1時間半しかいられないの?皆に会えないじゃない、残念だね~」と言いつつ二人でいろんな話しを沢山する事が出来た。昼ご飯が未だだと言うので午前中に作った交ぜ寿司とお重箱を全部広げて沢山食べてくれた。「これ子供達に上げて」とお年玉を預かり丁度来合わせた孫の嫁と小学2年の子二人とだけ顔を合わせる事が出来帰って行った。
全部の人数が揃ったのは4時過ぎ。一歳から88歳までの老若男女の集まりは何とも壮観である。夕食までの間2番目の孫息子の入れてくれるコーヒーを飲みながらお菓子を食べたり、茨城に住む孫が毎年送ってくれる美味しい蜜柑を食べながら談笑は続く。
5時半「さ~夕食の支度を始めようか」の私の一言で女性群は台所でひしめき合って用意を始めた。私は座って口を出すだけ。
3か所の食卓には所狭しと料理が並ぶ。その料理もあちらこちらへと移動しながら皆に行きわたる様にするのも大変、雑煮とおかずでいい加減お腹が一杯になって来たところへ「さ~そろそろお寿司にしょうか」と午前中一升のお米で作った交ぜ寿司に卵・しそ・海苔の順に乗せ小さい一皿ずつを配り料理はこれで終わり。
大学受験が近づいている三女の孫娘は来ない事になっていたが、塾が早く終わるので7時半頃に来る事になり20歳のお兄ちゃんの運転で三女と私は道案内役で3人で久我山駅まで迎えに行った。大変な時だけに愉しんでくれるかと気になったが終始笑顔で皆とh話し合っていたので安心した。迎えに行っている間に嫁達がすっかり片付けを済ませてくれていた。
最後はケーキタイム、2つのケーキを切り分けるのも大変、孫の嫁が上手に切り分けてくれた。又々コーヒー・紅茶を入れその容器だけでも大変な数、「コーヒーの人手を上げて~」「紅茶の人~」とその都度夫々手を上げる。嫁の作ってくれるケーキは大評判でとても美味しい。さてクライマックスは沢山残った料理を9家族に分ける仕事、家に持って帰るのを楽しみにしている。然しこれが大仕事なのである。塊で手を付けなかった品物も沢山あるので、これはジャンケンで勝った順から欲しいものを取って行く慣わし。9家族なので代表を決める、大の男女がジャンケンする姿は誠に見ものである。
ここで全員の写真撮影、そして子供達にとっては嬉しい、嬉しいお年玉を貰う時、沢山の大人からそれぞれ貰うのだから小さい手はこぼれんばかり、あちらでもこちらでも「有難う」の声しきりであった。
最後に私の作ったカレンダーと、次女が作ってくれた家系図を貰って微笑み一杯の顔を残して皆我が家へと帰って行った。
年の初めの愉しい幸せな時を一族揃って迎えられた事を心から感謝している。
今年も全員が健康で自分のしたい事に向かって力強く生きて行って欲しいと切に願っている。私も88歳の年を悔いのない様前向きに少しでも役に立つ人間でありたいと思っている。