老いて、なおチャレンジ

大好きな草花と共に、余生を楽しめたらいいな~

腰痛に耐えながら!

2010-12-09 10:39:18 | 

庭のサザンカが真っ盛りです 小振りの菊が咲きました

昨日は久し振りに娘二人と外出を共にした。
第一の目的は長女の婿さんが出品する「和の会」と言う写真展を見る事。73人の会員全員の作品が並び、私等と違って流石先生に習っていらっしゃる方々の写真は被写体の捉え方が素晴らしい。じっくりと見て回り目の保養になった。

昼食をしてから次なるは、日比谷公園の特設会場で行われている「特別展ダ・ヴィンチ~モナリザ25の秘密」であった。ひと味もふた味も違う超体験型のイベント。画家・発明家・医学(人体解剖図、解剖スケッの細やかさ、正確さは見事であった)
正当な教育も受けず、67年の生涯でこれだけの事どもをやりおおせたダ・ヴィンチ、これは正に驚異である。必見の価値ある展覧会であろう。(20日まで開催されている)

さて題目に腰痛と書いたがそれはこの様な次第である。朝起きて間もなく坐っていて腰にキイーンと来る痛みを感じた。何時もなら何ともないのだが今回はだんだん悪くなり歩いても痛い。一時は今日の出掛けは無理かなと思ったが、出掛ける時間頃になり楽になって来たので出掛ける決心をした。皆に会って愉しく工程を進めダ・ヴィンチの展覧会を熱心にゆっくり見て回っていたら、中程から腰が辛くなり始め何処か坐る処がないかと見回してもない。もうゆっくり見ている気持ちはなくなり早く外に出たい一心で二人の娘を後方に残し早足になっていた。多分娘達もこの辛さを察してくれたのだろう。早足で進んでくれたようである。
園内に松本楼と言う食事処があったので、急行しやっと坐る事が出来た。30分位ゆっくりお茶をし、もう一か所行く予定だったが「私はもう行かないわ、二人で行ってらっしゃい」と何時になく弱気の発言。 東京駅で娘等と別れ珍しく明るい時間に帰宅した。途中で最後の美術館は棄権したが実りある一日であった。

日比谷公会堂を遠くから目にした時、70年ほど昔全校生徒で一年に一回音楽会を催した事を思い出し懐かしかった。一流のソロ歌手を迎えてべートーベンの「第九、歓喜の歌」の楽章を演奏したのだ。私はヴァイオリンを弾いたが、今から思うと入場料を頂いて生徒達の未熟な演奏がよく出来たものだと冷や汗が出るが、これも遠い昔の懐かしい思い出であった。