老いて、なおチャレンジ

大好きな草花と共に、余生を楽しめたらいいな~

主治医さんとの心温まる時

2010-04-06 16:27:55 | 

カクタスは温室で咲いています。真っ赤、真っ白とても綺麗です コエビソウです。もっと濃い色のもありますが未だ咲いていません
デンドロビューム。蕾の時枝が折れ曲りもう駄目かと思いましたが、延ばしてセロテープで巻いておいた甲斐があり見事に咲いてくれた嬉しい花です サボテン類の花です。今年は沢山咲きました

今日は内科の定期診察日。9時の予約だったので8時に家を出た。駅まで約13,4分歩くのだが、何時もはまばらなのに今日は沢山の人が歩いている。「そうだ!会社・学校に向かう時間帯なのだ」と思いつつ私も皆の後を歩いて行った。然し後から来た人に次々と追い越されてしまう。若い連中はタッタッタと早足であるが、私は歩幅も狭くゆっくり、追い越されて当然である。「昔は私もあなた達の様に早く歩けたのよ」と心の中で思いながらやはり歳には勝てないな~ とちょっぴり寂しい思いを抱いたのだった。

8時半に病院に着いたらもう沢山の人が来ていた。これではまた待たされるんだと思いきや、大方の人は殆ど整形外科で内科は私が一番目、こんな事って始めてであった。
9時きっかり「高田さん」と呼ばれ診察室に入って行った。相変わらず終始ニコニコ顔で接して下さる主治医さん、私の心も和み何でもお話してしまう。今日も朝から本調子ではない眩暈があったけれど、病院に行くのだから大丈夫と出掛けて来たのだった。眩暈の事は耳鼻科に掛かっているので先生には特にお話はしていなかったけれど、今日はすっかり聞いて頂いた。耳石の事も良く分かっておいでで頷きながらしっかり聞いて下さった。私が「何とかならないものでしようか?」と言ったら首を捻って「ちょっと難しいね~」と私も同感だったから「これで死ぬ事はないからこのままでいいと思っているんです」といったら「そうだね~」と仰った。帰り際に「スピード出さないようにね」(車の運転)ってご注意下さった。

海外旅行の申し込みの為、先日頭を強打した後の状況を知る為CTを撮って何ともない事が分かったのだが、私が診察室に入った時先生の第一声は「申し込み出来ましたか」という一言であった。「はい、お陰さまで申し込みました」といったら「良かったね~私も会議でフインランドにいったことあるけどいいところですよ。12日間も行くの、いいね~」と仰った。先生は病気の事ばかりでなく何でも聞き喜んだり心配して下さる私には最高の先生である。人生最後にこんな良い先生に巡り合えた事を心から感謝している。