今日は冬に逆戻りしたような寒い一日だった。
早いもので夫が亡くなって5年の月日が経ってしまった今日の命日、幸い雨にはならなかったけれど震える様な寒さの中、冬装備で多磨墓地へお墓参りに行って来た。
秦野から長女、浜松からは次女夫婦、それに今回は久し振りに三女と孫娘も来てくれ総勢6名、一度にこんな大勢でお参りしたのは納骨式以来ではなかろうか。三女は先着組が草取りも終り頃に現れほんのちょっぴり掃除に参加してくれたかな!でも3人の娘が集えた事は嬉しい事であり、お父さんもきっと喜んでくれたことであろう。
夫のいない一人暮らしをもう5年もして来たのかとの思いは感慨深いものである。私一人だけであったら到底耐えきれなかったであろう。30人余の家族、特に5人の子供達に常に気遣ってもらい、支えられた有難さを何と言ったらよいか、只々感謝の気持ちで一杯である。今後も子供達の気持ちを素直に受け、可愛いおばあさんになって行けたらいいなと思っている。そして「素敵な子供達とまだまだ一緒にいたいから、お父さん待っててね」と天国の夫にお願いしたい気持ちでいる。
三女母娘とは墓地で別れたが、後の人は西荻の家に帰り暫く愉しい団欒の時を過ごし夕方3人は帰って行った。
一人になってから、5年前の今日の朝、夫が亡くなった時の事など様々な思い出に浸りながら、時には鼻につ~んと来るなどの一寸寂しい思いがなきにしもあらずの時を過ごしたが、子供達のお陰で本当に良い命日を過ごせた事を心から感謝した。