このセダン蒐集癖のコーナーでも、いすゞアスカは何回か取り上げているのです、実は。
いすゞアスカは、「日本のプジョー504」との誉れ高い(?)フローリアンの後継車、として
1983年に登場。デビュー時は「フローリアンアスカ」って呼ばれてたのはそれが理由です。
でもオリジナルのいすゞ設計は初代のみで、以降は4代めまで(案外長い)続くアスカの歴史は、
OEM車ばかりだったのですね。
2代めは、スバルの2代めレガシィ。
3代めは、ホンダの5代めアコード(CD型)。
4代めもアコード(6台め、CF型)。
本家よりOEMが長いというのも(涙
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/58/ed8b72c08531be852798de4ea08c0884.jpg)
これがフローリアン。このS2(エヴァかw)だとだいぶゴテゴテしちゃってるけど、
このクルマ、れっきとしたジウジアーロデザイン。
というわけで、表題のとおり、今度こそ見つけたのです。本家本物のアスカ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/51/5f3e4f0109464e7ac277f38edf16b588.jpg)
じゃじゃーん
初代アスカは、GMの世界戦略車として開発された「Jカー」の一員です。
当時GMの強い影響下にあったいすゞは、「Tカー」として初代ジェミニを送り出しているのですが、
「グローバルカー(世界戦略車)構想」のもと着くられたこれらのいすゞのセダンたちは、
どこか当時の国産ライバルとは違い、欧米風な内外装を与えられていたのですね。
このアスカも例外ではなく、すっきりとしたデザインで、いまみてもかなりカッコいい。
なお、初代アスカの兄弟たちも世界中で販売されてました。主なものとして、
オペルアスコナ(C)、ホールデンカミーラ、キャデラックシマロン、
シボレーキャバリエ、同モンザ、オールズビルフィレンツァ、
ポンティアックサンバード、デーウ(韓国)エスペロなどがありました。
そしてこの個体...NAVi5搭載車でした!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/55/46e11eac4c71450b5c865ce015f4e907.jpg)
それにしてもほんとに久しぶりに見ました...。
しかも、輝く「NAVi5(ナビファイブ)」の文字!
「NAVi5」とは、電子制御式全自動5速トランスミッション。
要するに、クラッチレスオートマなのですが、オートマと違うのが機構。
トルクコンバータとプラネタリーギアを用いたオートマではなく、
ふつうのマニュアルのクラッチ操作およびシフトアップダウンを自動で
してくれるミッション...です(まつおか君説明合ってるよね?w)。
もちろん手動変速も楽しめました。
実際これ(NAVi5)は運転したことが無い...どんななんだろ!
アスカは中身もJカーで国際競争力もあり、国産セダンとしては佳作だったと思うのですが、
ライバルであるトヨタコロナ、日産ブルーバードなどと比べて
開発期間が長すぎて発売が遅れたこと等もあり販売は低迷。
いすゞが乗用車の製造開発から撤退することになって、アスカももちろんそれの対象に。
その結果、オートマも選べたターボディーゼルエンジン搭載車やイルムシャー仕様、
インタークーラー付きターボの設定など
マニアックかつ技術的にも見るものが多かったアスカは7年ほどの生産で姿を消し、
2代め以降、OEMのバッヂエンジニアリングカーになってしまったのですね(号泣
たられば、は歴史にないのですけど、あのままいすゞが乗用車を作っていたならば...
いや、セダン市場の低迷で、何かしらどこかで命脈が尽きていたように思います(涙
それにしても、アスカって良い名前。「明日香」「飛鳥」から取ってるのかな。
>>セダンじゃないので、このコーナーには登場しませんけど、いすゞとスバルの業務提携時代の落とし子といえば、
「いすずジェミネットⅡを忘れちゃいけないですねw
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/63/a0c6c97f109910343dd0b5cf85f42816.jpg)
>>ところでいすゞのトラックのセミオートマ「スムーサー」って、このNAVi5とどう関係してるんだろ?
技術的な継承はあるのかしら。
>>前述の通り、J-carの一員に、デーウ・エスペロってクルマがあります。
1990年に登場したこのクルマ、ベルトーネのデザインなのですが、
ええと、これは、xantiaそのまんまやんけ(涙
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/83/10eddedca0e7cb9491cbf76a930d904b.jpg)
>>xantiaやXmと同じ、ベルトーネのデザイナー、マルク・デュシャンの作、
と言われてますけども、うーん、それにしてもドアミラーの付け根とか、似過ぎー!
まあホイールベースの長さとかが全然違いますけども...。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/35/ee44a1a90fbfac1886889c8871c97b20.jpg)
これはxantiaね
いすゞアスカは、「日本のプジョー504」との誉れ高い(?)フローリアンの後継車、として
1983年に登場。デビュー時は「フローリアンアスカ」って呼ばれてたのはそれが理由です。
でもオリジナルのいすゞ設計は初代のみで、以降は4代めまで(案外長い)続くアスカの歴史は、
OEM車ばかりだったのですね。
2代めは、スバルの2代めレガシィ。
3代めは、ホンダの5代めアコード(CD型)。
4代めもアコード(6台め、CF型)。
本家よりOEMが長いというのも(涙
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/58/ed8b72c08531be852798de4ea08c0884.jpg)
これがフローリアン。このS2(エヴァかw)だとだいぶゴテゴテしちゃってるけど、
このクルマ、れっきとしたジウジアーロデザイン。
というわけで、表題のとおり、今度こそ見つけたのです。本家本物のアスカ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/51/5f3e4f0109464e7ac277f38edf16b588.jpg)
じゃじゃーん
初代アスカは、GMの世界戦略車として開発された「Jカー」の一員です。
当時GMの強い影響下にあったいすゞは、「Tカー」として初代ジェミニを送り出しているのですが、
「グローバルカー(世界戦略車)構想」のもと着くられたこれらのいすゞのセダンたちは、
どこか当時の国産ライバルとは違い、欧米風な内外装を与えられていたのですね。
このアスカも例外ではなく、すっきりとしたデザインで、いまみてもかなりカッコいい。
なお、初代アスカの兄弟たちも世界中で販売されてました。主なものとして、
オペルアスコナ(C)、ホールデンカミーラ、キャデラックシマロン、
シボレーキャバリエ、同モンザ、オールズビルフィレンツァ、
ポンティアックサンバード、デーウ(韓国)エスペロなどがありました。
そしてこの個体...NAVi5搭載車でした!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/55/46e11eac4c71450b5c865ce015f4e907.jpg)
それにしてもほんとに久しぶりに見ました...。
しかも、輝く「NAVi5(ナビファイブ)」の文字!
「NAVi5」とは、電子制御式全自動5速トランスミッション。
要するに、クラッチレスオートマなのですが、オートマと違うのが機構。
トルクコンバータとプラネタリーギアを用いたオートマではなく、
ふつうのマニュアルのクラッチ操作およびシフトアップダウンを自動で
してくれるミッション...です(まつおか君説明合ってるよね?w)。
もちろん手動変速も楽しめました。
実際これ(NAVi5)は運転したことが無い...どんななんだろ!
アスカは中身もJカーで国際競争力もあり、国産セダンとしては佳作だったと思うのですが、
ライバルであるトヨタコロナ、日産ブルーバードなどと比べて
開発期間が長すぎて発売が遅れたこと等もあり販売は低迷。
いすゞが乗用車の製造開発から撤退することになって、アスカももちろんそれの対象に。
その結果、オートマも選べたターボディーゼルエンジン搭載車やイルムシャー仕様、
インタークーラー付きターボの設定など
マニアックかつ技術的にも見るものが多かったアスカは7年ほどの生産で姿を消し、
2代め以降、OEMのバッヂエンジニアリングカーになってしまったのですね(号泣
たられば、は歴史にないのですけど、あのままいすゞが乗用車を作っていたならば...
いや、セダン市場の低迷で、何かしらどこかで命脈が尽きていたように思います(涙
それにしても、アスカって良い名前。「明日香」「飛鳥」から取ってるのかな。
>>セダンじゃないので、このコーナーには登場しませんけど、いすゞとスバルの業務提携時代の落とし子といえば、
「いすずジェミネットⅡを忘れちゃいけないですねw
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/63/a0c6c97f109910343dd0b5cf85f42816.jpg)
>>ところでいすゞのトラックのセミオートマ「スムーサー」って、このNAVi5とどう関係してるんだろ?
技術的な継承はあるのかしら。
>>前述の通り、J-carの一員に、デーウ・エスペロってクルマがあります。
1990年に登場したこのクルマ、ベルトーネのデザインなのですが、
ええと、これは、xantiaそのまんまやんけ(涙
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/83/10eddedca0e7cb9491cbf76a930d904b.jpg)
>>xantiaやXmと同じ、ベルトーネのデザイナー、マルク・デュシャンの作、
と言われてますけども、うーん、それにしてもドアミラーの付け根とか、似過ぎー!
まあホイールベースの長さとかが全然違いますけども...。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/35/ee44a1a90fbfac1886889c8871c97b20.jpg)
これはxantiaね
NAVi5は現役時代も見たことありませんでした(><)
アスカは人気無かったですからね…。
ベレルの血を引くというか(笑)
デザインはともかく、このクラスにあって2Lをメインにしたのも
商業的には失敗だったような気もします。
今考えるとピアッツァ、アスカ、FRジェミニで商売してたんですから
すごい時代ですね。昭和は遠くなりにけりです。
アスカは人気無かったですねー。
ベレルの血を引くというか。
このクラスにあって2Lをメインにしたのも商業的には失敗だったような気もします。
それにしても、1981~1985年頃のいすゞって
ピアッツァ、アスカ、FRジェミニで商売してたわけですから
ものすごい時代ですね(笑)
昭和は遠くなりにけりです。
教習車はフェンダーミラーで4MT。5MTもあって、たまにそちらに当たると何だか得したような気がしてました(笑
それから当時、近所でNAVI5に乗っているお宅がありましたよ。
懐かしーーーーーーー。
NAVi5ではないイルムシャーでしたが、アスカはマイファーストカーです。
涙ちょちょギレです。
よく残ってたもんです。
基本的にいすゞ車はNAVi5死してHSAを残す、ですね。
既に4半世紀近く前のことですが、当時からNAVi-5は搭載車は珍車扱いされていましたね...
その他にもニシボリックサスなど開発者の思想が色濃く出た車が多く、買ったことは無いのですが(^^; いすゞ車大好きです。
見向きもしなかったですが、
今だったらコロナやブルよりこっちを選びます。
いまや後ろのフランス車たちより珍しいですね!
初代FFジェミニとか、いすゞはツウなクルマが多かったですね。
偶然か、今朝、最後のFRジェミニに遭遇しました!
昔はよく、ベクトラ/アストラに自社製の最新ディーゼルエンジン載せて、アスカ/ジェミニ復活なんかやってくれんかなぁ~って妄想してました!
Ieさんのご説明通りです!
クラッチ、シフト動作をアキュムレータで蓄圧した油圧(しかもATFではなく、変速速度が油温で変化しないようにするため「BESCO NAVi5」と呼ばれる専用オイル…油温による特性変化の少ない航空機作動油)で動いてて、経年変化でそこから液体が漏れ出すとか、ドSクルマ乗りにはたまらない機構wなんです~www
しかもこのNAVI5っていう変速機は乾式クラッチを使ってまして、vwのDSGより四半世紀早かった!んですw
スムーサー系に伝承されてる、って事になってますが、技術的には全く別物だからそんなことない、って担当者が言ってましたね~。
だいたい、エルフやフォワード系のスムーサーとかデュアルモードMTの開発の際、参考車で156セレスピードが会社にありましたしw