
現行クラウンセダンは、「クラウン」という名前を持ちますが、
実際にはなつかしの80系マーク2をベースに1995年に登場したタクシー向け車両、
コンフォート/クラウンコンフォートの上級版に位置付けられています。
見分け方ですが、まずコンフォートとそれ以上ではサイズ自体が違う。
コンフォートが全長4590mmの小型タクシー枠内なのに対して、
クラウンコンフォートはホイールベース、全長ともに105mm伸ばして
中型タクシー向けになっています。
外観はコンフォートとクラウンコンフォートの見分けはわかりやすい(ウインカーの色、
グリルの色、前述のボディサイズなど)のですが、
クラウンコンフォートとクラウンセダン(5ナンバーボディ)の見分けは
ieもぱっと見よくわからなくて...バンパー上にメッキモール、グリル、
リアランプが横広のものになるくらいなのかしら...
(ぱとらしゅ先生、あってますよね?^^;)

クラウンコンフォートの”デラックス”。
クラウンセダンとの見分けは、ちょっとだけ見えるテールランプの意匠など。

これはコンフォートの”スタンダード”。
ちなみに日産の小型車タクシー車、クルーのライバルは
すでに生産が終了していてるので、日産には小型タクシー向けの
専用車がないという事態に...いいのか日産...!
それにしても、このコンフォートシリーズは日本の風景に似合うクルマですね。
今回の写真は奈良の東大寺の手前なのですが、雑踏にいる姿も日本的なら、
たくさんの時間の経過を空気の中にすら感じさせる古都にたたずむクラウンセダンに
得も言われぬ日本的な美しさを感じたのでした...。
欧州的な削り出したようなデザインとは無縁。そこもまた日本的。
「セダン」というカテゴリーの「3ボックススタイルのふつうのくるま」が
どんどん無くなっている昨今、タクシーキャブではありますがもはや
セドリックY31と合わせて、このクルマはまさに「日本のセダン」なのでは。
>>コンフォート系のエンジンってつい最近までOHVだったのですよね...。
しかも、もはやクラウンセダンには6気筒もないし、そもそもLPG仕様しかない(涙
もはや民生用ではないのだなあ。
ロイヤルサルーン系と別れてマークII
ベースだったのですね!
全然知りませんでした~。
wikiで引いてみたら、150系まで行って
そこから別れたんですね。
しかも150系とこのS10系のフロントマスクが
またそっくりで、思わず見間違いました(笑
クラウンからは外れますが、実家の北九州はカスタムキャブの比率が高かったのですが、最近はさすがに減りましたねぇ・・・
「スーパーデラ」「スーデラ」と呼ばれてます
クラコンと同じドンガラですが、遮音材の厚さは違うし
要所には鉛?板とか入ってたり、乗ったら別物です
エンジンも、最近Y型からTR型に替わり、
桁違いのパワーに皆さん戸惑ってますよ
しかしながら、どんな風景にも溶け込むデザインは
つまらないものですが、日本のロンドンタクシーだと思えば、
夜の繁華街を取り巻く二重駐車の光も
輝いて?見えます(乗務員は疲弊してますが)
でも、ワタシはY31が好きです。
たとえ古くとも、後席が狭かろうとも。
>マークIIベース
もはやクラウンでは無い...んですよね。
しかもクラウンがタクシーキャブと同じ車台...
っていいのかしら。
※先日帰国の際は調整つかなくてごめんなさい!
けんじさま>
>欧州製の(自動車評論家的に出来のいい)クルマと比べるのは無意味
そうなんですよ。シビアな意見を言えば、酔わない人すら酔わせてしまう脚、あたりが柔らかいだけのシート...など、言いたいことはいくつもあります...(^^;
ぱとらしゅさま>
お待ちしておりました!
>クラウンセダン、業界では上級と位置づけられてまして、
「スーパーデラ」「スーデラ」と呼ばれてます
おおー!それは興味深い!
やはりつくりはいいのですね。
で、気になって近所の繁華街のコンフォートタイプを見たら、半分くらいクラウンセダンでびっくりしました。
>でも、ワタシはY31が好きです。
同じくです...
そしてクルーの6気筒が欲しいですw
有る意味かなり重要な存在ですよね。
確か現行のクラウンセダンは80系ベースなので
モデルチェンジによってベースが古くなったという
きわめて特異なケースです(苦笑)
Y31やクラセダを、あえて自家用で乗ってみたいです。
>Y31やクラセダを、あえて自家用で
いいですよねえ...ieに似合うとは思えないのですが(汗)、
そういう乗り方ってkoolで大好きです。