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イラストレーター/ライター遠藤イヅルの困った嗜好をばらす場所

【セダン蒐集癖】 Vol.132 吹っ切れたホンダイズム・サルーン、現行レジェンド

2008-07-07 | セダン蒐集癖。




レジェンド、好きです。

とくに現行型(KB1)は、2代目・3代目以上にバタ臭く、
他の高級サルーンとはまったくベクトルの違うスタイリングと操縦性で、
まさに「ホンダのセダン」という吹っ切れぶりがいい!
特に、大型化して高級路線の3代目とはかなりのコンセプトの相違ですから。

FFベースでありながら、このレジェンドは実は4WD(AWD)。
しかも、「SH-AWD」なるホンダらしいハイテクヨンク。
これは、すごく簡単に書くと、
旋回時に外側の後輪タイヤに駆動を多めに配分することで
旋回能力を高めよう、という「走るため」の4WDなのですね。


たとえて言うならば、コーナーをランナーが曲がるとき、
コーナー外側の足を蹴りだして走っている、という感じ
(わかりやすいのがホンダのHP)。

4輪の駆動力を合計で100%とすれば、
加速時は後輪双方にに20%ずつ程度の駆動力配分を行い、
そして旋回時にはなんと外側後輪に70%程度の配分をすることで、
飛躍的な運動性能の向上を実現しているそう。


デザインも好き!
ほかのハイエンドサルーンと異なるすごい前傾姿勢。
低くて凄みのあるフロントエンドなどもいいですね。


ちなみに、このクルマ小さく見えますけど実際はかなり大きい。
全長=4930mm、全幅=1845mm、全高=1455mmって、かなりの大きさ。

でも、これでも3代目レジェンドよりは長さが抑えられているのだから、
3代目はどんだけ大きいクルマだったんだ、って感じです。

しかも、旋回性能向上のためか、ホイールベースは3代目よりも110mmも短縮。
ほんと、いろいろと吹っ切れてます(笑


ちなみにホンダと言えばアメリカ...


>>北米仕様・アキュラRL。かっこよすぎ!




>>ちなみに、このクルマがはじめて「280馬力自主規制」を
メーカーのクルマで破ったんですよね。

>>だけど、やっぱり日本ではホンダのセダンは売れない...
特にレジェンドはどうにもこうにも。
なんと、このクルマ、日本ではもうオーダーストップ。
なんとも寂しい限りです...。

>>ほんと、ターゲットユーザが読みにくい...レジェンドって(涙
コメント (9)
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