1578、きれいになったニューヨーク

ニューヨークに住んでいたとき一緒で、現在神奈川県に住む友人から電話がありました。
10年ぶりにニューヨークに行ってきたそうです。
10日間ほど滞在し数日前に帰ってきたそうですが、ニューヨークは暑く連日100°F前後だったそうです。
でも、日本のように節電ムードはなく、建物の中はしっかりクーラーが効いていたそうです。
久しぶりのニューヨークで一番印象に残ったのは、ニューヨークの町がきれいになったことだそうです。
名物だったサブウエイの落書きも全く無かったそうです。
さらに驚いたことは車内アナウンスが親切で、ホームに着くと「ホームと電車の間が開いているのでお気をつけ付けください。」なるアナウンスがあった、と言っていました。（日本のよう）
私（彼）がニューヨークにいたころには考えられなかったことです。
上の写真は42丁目・8番街のサブウエイステーションです。
ハーレムもきれいだったそうです。
彼はニューヨークのあちこちを廻ったそうですが、話を聞いていてニューヨークの街並みが浮かんできました。

スシ、サシミは日本食というよりアメリカの食べ物になっていたそうです。
アメリカのシーフード・レストランにも「SASIMI」がメニューにあるそうです。
「SUSI、SASIMI」の看板が掛かっている店は韓国人や中国人が経営する店が多かったそうです。
（もちろん、日本人が経営する日本食レストランも多い）
彼は1970年代後半にニューヨークで魚ビジネスを始めたときの仲間で、マフィアのオフィスにも行きました。
現在の日本食の普及に感慨深いものがあったようです。

今、ニューヨークで最も人気のある日本食はラーメンのようです。
9番街と49丁目はブロードウエイがある劇場街から離れていて、昔は治安の悪いところでした。
「438、「サッポロ」のサッポロから西に2ブロック行ったところです。
ここに人気のラーメン店があり、食べに行ったら長蛇の列で、あきらめて食べずに帰ったそうです。（行列のできいる店）
「ラーメン」も和製英語になったようで、チャイニーズ・レストランのメニューにも「RARMEN」があったそうです。
「640、次はラーメン」を参照