ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

5172、60代で「学び直し」

2022年04月27日 | Weblog
「元ロッテ首位打者が保育士に」と言うネット記事がありました。
『プロ野球ロッテで首位打者やベストナインなど輝かしい成績を残した高沢秀昭さん(63)が今春、保育士の仲間入りを果たしました。
保育士になるきっかけは野球教室のコーチ経験だとか。
「マリーンズ・ベースボールアカデミー」という元プロ野球選手が指導する野球教室で10年間、小学生らに野球を教えた。子どもたちが喜んでいるのを見るのがうれしくて、心地よかった。コーチの仕事の次に何をしようかと考えた時、幸い体は元気だった。野球は十分やったという気持ちもあり、野球教室を通じて子どもと関わる仕事につながった。
保育士の資格取るため専門学校での学び直し。周りは若者だらけだった。
入学時は61歳。どうなるか不安で恐る恐るだったが、すぐ慣れた。現役を引退した後、千葉ロッテマリーンズで2軍コーチを務めた期間が長く、高校卒業して間もない選手を指導した。学校でも18、19歳の「孫世代」の学生と打ち解けられた。
ただ全くの未経験分野で、座学はともかく実習はきつかった。保育士と同じ活動をする実習を終え、自宅でリポートを作成する日々。触ったこともなかったピアノは個別レッスンを受けて切り抜けた。専門学校のクラスにいた学生は卒業するころには1割減っていた。
子ども相手なので前かがみの体勢が続き、体のいろんなところに負担がかかっている。「おじいちゃん先生」と声を掛けてくれる子もいる。
「人生100年時代」と言われる一方、プロ野球の世界は競争が厳しい。夢半ばで諦めざるを得ない若者も含め、自身の転身が「セカンドキャリアを目指す一つのモデルになれば」と話す。』
-以上はネットの記事より-

18歳(高校卒)、22歳(大学卒)でプロ野球に入った選手が1軍で活躍できるのは、ほんの一握り。
過去5年のデータをみると、戦力外・引退時の平均年齢は2016年の29.6歳から2020年の28.1歳まで年々低下が見られます。
在籍期間も平均8.5年(2016年)から7.7年(2020年)と下降気味で、プロ野球選手としてのキャリアは短くなっている傾向。
30前に引退する選手が多く、その後の人生の方が長い。
戦力外・引退選手の進路として野球関係への就職が最多で、全体の76%。
NPB(日本野球機構)をはじめ独立リーグ、社会人野球、解説者・評論家など。
野球関係以外の進路は13.5%で、その半数以上は一般企業へ就職。
進学、自営・起業、多競技への転向も見られ、未定・不明は10.5%。
高沢氏の「保育士」は珍しい。
高沢氏がプロで活躍したのは私がアメリカにいた頃ですが、名前は知っていました。

高額の収入を得ていたスポーツ選手が引退後、破産したと言う話を時々聞きます。

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