3900、出生地主義廃止か？

10月30日、トランプ米大統領は米国内で生まれた子に自動的に米国籍を付与してきた現行制度を廃止する大統領令発令を検討していると表明しました。
米国は親の国籍に関係なく、不法移民の子であっても米国内で生まれた子は市民権（国籍）を取得できます。
身分の平等を定めた合衆国憲法に基づくものです。
トランプ大統領「国内で生まれただけで自動的に（社会保障など）公的サービスの利益を享受できる。こんなバカげたことがあるだろうか」と述べ、廃止には議会承認も不要との見解を示しています。
大統領就任前から制度撤廃を唱えてきました。
子供にアメリカ国籍を得させるため、アメリカに短期滞在して出産する中国人女性が増えています。
「2542、子供はアメリカ人に」などを参照