5176、米アマゾン、7年ぶり赤字

米インターネット通販最大手アマゾン・ドット・コムが4月28日発表した2022年1～3月期決算は、純損益が38億4400万ドル（約5030億円）の赤字に転落しました。
保有する新興電気自動車メーカーの株式が急落し、76億ドルの評価損を計上。
15年1～3月期以来7年ぶりの赤字です。
売上高は前年同期比7％増の1164億4400万ドル。
ネット通販の売り上げが3％減ったが、クラウド事業「アマゾン・ウェブ・サービス（AWS）」が37％伸び、全体をけん引。
無敵のアマゾンはいろんな事業に手を広げているようです。
「4952、アマゾン雇用拡大」などを参照

4月29日の米ニューヨーク株式市場で一時、1000ドル超下落しました。
前日にアマゾンが発表した決算が市場予想を下回り、投資家心理が悪化。
高い成長率が株価の支えとなっているハイテク株を中心に幅広い銘柄が売られました。
終値は前日より939・18ドル（2・77%）安い、3万2977・21ドル。
米国の金融引き締めや中国での新型コロナの感染が拡大していることも株売りの理由となりました。
「4739、株高は続く？」を参照