ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

4923、サニー千葉逝く

2021年08月21日 | Weblog
俳優の千葉真一さんが19日、新型コロナウイルスによる肺炎のため亡くなりました。(82歳)
今でこそ国境を超えて活躍する日本人俳優は多くいますが、千葉さんはその草分け的な存在で、「サニー千葉」として海外からも愛されてきました。
東映の憧れの大先輩だった高倉健さんから「ハリウッドの世界まで入りこめて、初めて一人前だ」と言われ、その言葉に刺激を受け、海外進出を決意。
73年の主演映画「ボディガード牙」が公開されると、日本だけでなく欧米でもヒットし、千葉さんのカラテ映画が欧米でブームになる先駆けの作品となりまし。
74年の「激突!殺人拳」は、米中南部の都市18館で封切られ、3週間でベスト5に躍り出る代表作。
米国で最も権威のある総合情報週刊誌「Variety」にも掲載され、同誌が初めて日本映画を取り上げる快挙でした。
カラテをメインにした格闘映画は世界的に大ヒットしました。
2020東京オリンピックでカラテが五輪種目になりましたが、世界にカラテを広めた功労者の1人です。

「135、カラテ」でSonny Chibaをソニーチバと書きましたが、サニーチバでした。
当時、アメリカでは日本の家電メーカーが市場を席巻し、ソニーは最も人気がありました。
ソニーのスペルは「Sony」。
2020年の世界の「企業ブランドランキング」でソニーは51位でした。
当時ならトップ10は間違いなかったでしょう。
70年代にヒットした曲にボニー Mの「サニー」がありますが、こちらは「Sunny」。