ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

4760、ホワイトハウス退居

2021年03月11日 | Weblog
ホワイトハウス退居、といってもバイデン大統領ではありません。
バイデン大統領の愛犬が、ホワイトハウスの警護官を巻き込む「かみつき事件」に関与したとして、デラウェア州ウィルミントンにある自宅に送り返されました。
バイデン氏は13歳のチャンプと3歳のメジャーという2匹のジャーマンシェパードを飼っています。
問題を起こしたのはメジャーだけですが、2匹一緒に送り返されました。
メジャーはバイデン氏が2018年にデラウェア州の施設から引き取った保護犬で3歳と若く、飛びついたり吠えたりスタッフや警備員に飛びかかったりする騒ぎを何度か起こしていました。
もう一匹の「チャンプ」は約13歳で、高齢のために動きが鈍くなっています。

ホワイトハウス・サウスローン(南庭)で過ごすチャンプとメジャー
歴代の米大統領はホワイトハウスで犬を飼うのが習わしですが、トランプ前大統領はペットを飼っていませんでした。
トランプ氏は側近がイメージのために犬を飼うことを勧めましたが「うわべを飾るだけだ」と言って拒否していました。

バイデン大統領は子どもの頃「たたきのめされたら起き上がれ、チャンプ!」と父親によく言われ、チャンプと名前をつけたと明らかにしています。
アメリカにいたとき見た映画に「チャンプ」があります。
1979年公開で、父と子の絆を描いた感動的なボクシング映画。
1931年に公開された同名映画のリメイク作品です。
バイデン大統領は1942年生まれで、オリジナル映画が公開されたとき11歳。
バイデン氏の父親は映画を見ていたか?
私が見たリメイク版ではボクシングの試合でダウンした父親を「起き上がれ、チャンプ!」と息子が励ましていました。
40年以上前に見た映画ですが、このシーンは鮮明に覚えています。
チャンプ (1979年の映画) – Wikipedia
画像を見ただけでジーンときます。