ニューヨークの想い出

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4733、インフルエンザ感染者が激減

2021年02月12日 | Weblog
2月のこの時期、例年ならばインフルエンザが全米で流行しますが、米疾病対策センター(CDC)の統計によると、今年はほとんど流行が起きない状況が続いています。
例年は数十万人がインフルエンザで入院していますが、今シーズン入院が確認されたのは155人のみです。
CDCは「新型コロナウイルスの感染拡大防止策が、インフルエンザを含む他の病原体の拡散にも影響を与えたと思われる。世界的な旅行の減少や、テレワーク、学校閉鎖、ソーシャル・ディスタンス、マスク着用といった対策が役に立ったのかもしれない。インフルエンザのほかにも、同じような呼吸器系の症状を引き起こすウイルスは多くあるが他の呼吸器系ウイルスも、新型コロナを除けば非常に少ない状況が続いている」と解説しています。
それでもCDCはインフルエンザの予防接種の必要性を強調し、接種は今からでも遅くはないと呼びかけています。
CDCによると、インフルエンザの感染者は年間930万~4500万人、死者は1万2000~6万1000人、入院は14万~81万人に上ります。
日本のインフルエンザ患者数も今季は激減しています。