ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

4729、麒麟がきた?

2021年02月08日 | Weblog
昨日2月7日(日)はNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の最終回でした。
コロナ禍による3カ月の撮影中止の影響で、大河史上初めて越年放送となりました。
麒麟という架空の動物が平和な世の中に現れるという伝説を信じていて、明智光秀(長谷川博己)が戦国の世を駆け抜けるというものでした。

最終回は「本能寺の変」で、麒麟はきたか?
「本能寺の変」については諸説あります。
諸説あるということは、はっきりしたことは分からないということです。
駒(門脇麦)がヒロイン的存在で、全編を通じて出演していました。
架空のキャラで、歴史ドラマ好き視聴者の厳しい視線の矢面に立たされました。
医師の東庵や旅芸人の伊呂波太夫、三河出身の農民菊丸も架空の人物。
定説と言われる史実も真相は?
気になったのは織田信長の正室「帰蝶」の出番が少なかったことです。
帰蝶役の沢尻エリカが薬物事件で降板し、川口春奈に交代したことが影響?

架空の人物で思い出すのが寝待ノ藤兵衛です。
元盗賊で、竜馬の人柄にほれてその使用人のような存在となって、諜報活動などを行う。
『竜馬がゆく』:1968年1月7日 ~ 12月29日に放送されたNHK大河ドラマ第6作(北大路欣也主演)の原作は司馬遼太郎の長編時代小説(フィクション)「竜馬がゆく」で、寝待ノ藤兵衛がでてきます。
龍馬伝』:2010年1月3日~11月28日に放送されたNHK大河ドラマ第49作(福山雅治主演)は原作はなく、寝待ノ藤兵衛は出てきません。脚本:福田靖(作)
「竜馬」、「龍馬」となっています。
坂本龍馬記念館ホームページ(高知市):「りょうまの名前ですが、どちらの方が正しいと断定する事は坂本龍馬記念館という立場上難しいかもしれませんが、当館では以下のような考えに基づき展示等を行っています。「龍馬」と「竜馬」についてですが龍馬自身は「竜」の字は一度も使ったことがありませんので、当館では「竜馬」という表記は絶対しないようにしています。しかし、新字体として制定されているのは「龍」ではなく「竜」の方ですので、教科書や新聞などでは、「竜」の字を使うことがあると思います。当館は拘って「龍馬」と表記していますが、歴史上の人物すべてを旧字で表記することは不可能ですので、他の人に対しては新字体で表記していることが多々あります。」
司馬遼太郎は「竜馬がゆく」は小説で、「龍馬ではなく、竜馬にした」と言っていた、と記憶しています。