ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

4596、悲願の初優勝

2020年09月28日 | Weblog
関脇・正代(時津風)が前頭十四枚目・翔猿を下し、13勝2敗で自身初となる幕内最高優勝を決めました。

熊本県出身力士としては初の幕内最高優勝です。
東京農業大学出身としても初優勝。
東農大出身としては初代「豊山」で、第8代理事長が印象に残っています。
正代は今年の初場所に続き、今年2度目の13勝。
昨年11月の九州場所から数えて5場所中4場所で2ケタ勝利を挙げる抜群の安定感で、大関昇進を確実なものにしました。
大器と言われながら、なかなか優勝できませんでした。
新十両会見で対戦してみたい相手を問われると「誰とも当たりたくない」と発言し、“ネガティブ力士”というキャラが定着しました。
気がやさしく勝負に淡泊に見えますが、初優勝を決めたあと涙を拭っていました。
後輩の高景勝と朝の山に優勝と大関昇進を先に越され、悔しかったと思います。
今場所は高景勝と朝乃山を圧倒し、悲願の初優勝でした。
胸を前に大きく突き出し、顔は上を向いて当たる立ち合いが低迷の原因であるという声がありましたが「癖だから直らない」と、自らの相撲スタイルを貫いています。