ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

4576、失格

2020年09月08日 | Weblog
ニューヨークで行われている「全米オープンテニス大会」7日目の9月6日、第1シードのノバク・ジョコビッチが失格しました。
第20シードのパブロ・カレーニョ ブスタとの4回戦第1セット終盤、お互いにキープし合って迎えた第11ゲームで、ジョコビッチはブレークを喫します。
フラストレーションが溜まったジョコビッチは、ボールを背後の壁に向けて打ち、これが線審の首元を直撃しました。
一時この審判は呼吸が苦しくなり、動けない状態になりました。

心配するジェコビッチ(中央)等。
これが危険行為として長い協議の後、ジョコビッチの失格が告げられました。
意図して狙ったわけではなかったが弁明は認められず、今シーズンの連勝記録も26勝でストップ。
映像を見ると全くの偶然で、激高していたようには見えません。
普段からプレーも態度も冷静なジェコビッチで、今回は運が悪かったようです。
大会側はこの後、声明を発表。
ジョコビッチは今大会で得たランキングポイントをすべて失い、罰金に加えて賞金も没収されることになりました。

2019年の全米オープンテニス女子準決勝で日本人の女性線審に暴言を吐いたセリーナ・ウィリアムズに対し、国際テニス連盟(IFT)は史上最高額となる8万2500ドル(約713万円)の罰金を科しました。