ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

4581、マスクをつけて追悼

2020年09月13日 | Weblog
11日、米同時多発テロから19年を迎え、各地で追悼式が行われました。
ニューヨークの追悼式典では毎年、遺族が犠牲者全員の名前を読み上げて追悼してきましたが、今年は新型コロナウイルスの感染防止のため事前に録音した音声を会場に流す異例の形になりました。

世界貿易センタービル跡地で開かれた式典では、ビルに飛行機が突っ込んだ時間などに合わせ、鐘が打ち鳴らされ、遺族はマスクをつけて追悼。
感染を避けるために参列を見送る人も多く、例年と比べて寂しい式典となりました。
追悼行事の縮小に、一部の遺族から反発の声も上がりました。
式典には、ペンス副大統領と民主党の大統領候補、バイデン前副大統領も出席しました。
トランプ大統領はメラニア夫人とともにハイジャックされた航空機が墜落したペンシルベニア州での追悼式に参列しました。

倒壊したワールド・トレードセンター
右が北棟(1 WTC)、左が南棟(2 WTC)
私が働いていたのは北棟
「4215、同時テロから18年」などを参照

19年目の追悼で、旧トレードセンター跡地には2本の光の棟が建ちました。
イーストリバー東のブルックリンからマンハッタンを見る(右の橋はブルックリンブリッジ)

ハイジャックされた民間機による“史上最悪”のテロ事件
2001年9月11日午前8時46分、ボストン発ロサンゼルス行きのアメリカン航空11便が、ニューヨークの世界貿易センタービル北棟に衝突。
その17分後、乗客乗員計65人を乗せたユナイテッド航空175便が、世界貿易センタービルの南棟に突入。
午前9時37分には、バージニア州の国防総省(通称ペンタゴン)に、アメリカン航空77便が激突。
午前10時3分、ペンシルベニア州の平野に最後の1機のユナイテッド航空93便が墜落。