ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

2602、キューバ

2015年04月13日 | Weblog
アメリカのオバマ大統領とキューバのラウル・カストロ議長が、11日(日本時間12日)パナマ市で首脳会談を行いました。

1959年のキューバ革命後、初の首脳会談です。
1961年に国交を断絶し、62年にはキューバ危機が起こりました。
以降半世紀以上敵対関係が続いてきましたが、両首脳の会談によって国交正常化交渉は大きく加速しそうです。

キューバはアメリカ・フロリダのすぐ南に位置しています。
かつてはアメリカ資本が数多く進出し、リゾート地としても多くのアメリカ人が訪れていました。
キューバ革命によって社会主義国家になりました。
革命の父フィデル・カストロ氏が長く国家評議会議長を務めてきましたが、革命を共に指導してきた弟のラウル・カストロ氏が2008年以降、国家評議会議長を務めています。
カストロ兄弟には妹フアニータ・カストロさんがいます。
フアニータさんは革命に反対し、反革命運動をしていました。(日本にも来たことがあると思います。)
7人の兄弟姉妹でただ1人アメリカに亡命し、現在マイアミに住んでいます。
フロリダには多くの亡命キューバ人が住んでいますが、ニューヨークにもキューバ出身の人が多く住んでいます。
革命以前にアメリカに移住した人や、革命後亡命してきた人たちです。
彼らの多くはイースト・ハーレムやニュージャージー州などにコミュニティーを作っています。
私もキューバ出身の知り合いが何人かいました。