2518、パイオニア賞

米大リーグのスカウトで構成する米プロ野球スカウト財団は17日にロサンゼルス市内で年次総会を開き、野茂英雄氏と韓国人初の大リーガーとなった朴賛浩氏に「パイオニア賞」を授与し、大リーグの国際化に果たした功績をたたえました。
野茂選手が大リーグデビューしたときのラソーダ元ドジャース監督は「野茂は日本の後進に道を開いた。まさにパイオニアであり、彼をとても誇りに思う」と述べました。
現在多くの日本人選手が大リーグで活躍していますが、そのパオニア（先駆者）が野茂投手です。
1995年に近鉄からドジャースに移籍し、その年に13勝を挙げて新人王に輝きました。
大リーグで2度のノーヒットノーランを達成し、2008年に引退するまで通算123勝109敗の成績を残しました。
大リーグでノーヒットノーランを達成した日本人投手は野茂投手だけです。
100勝以上あげた投手も野茂投手だけです。

多くの日本人選手が大リーグに挑戦しました。
活躍した（している）のは投手が多く、打者は苦戦しています。
投手は技術で抑えられるが、打者はパワー不足か？
打者で活躍した（している）のはイチロー外野手、松井外野手、青木外野手ら何人かいますが、内野手は苦戦しています。
そうそう、新庄剛志選手もいましたが、外野手でした。
希望は17日にブルージェイズとマイナー契約を結んだ川崎宗則内野手です。
去年もマイナー契約からメジャーに昇格しまし、「ムネリン」の愛称で大人気でした。