ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

2463、マララさん

2014年12月12日 | Weblog
ノーベル賞の授賞式が10日、スウェーデンのストックホルムで行われました。
赤崎勇・名城大教授、天野浩・名古屋大教授、中村修二・米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授の日本の3氏が物理学賞を受賞しました。
同日、ノルウェーのオスロで平和賞の授賞式が行われ、パキスタン人のマララ・ユスフザイさんとインドのカイラシュ・サティヤルティさんが受賞しました。
マララさんは17歳で、史上最年少受賞者です。
パキスタンでは女子がまともな教育を受けられない、女性が教育を受けられるようになればパキスタンが変わる、と訴えています。
2012年、中学校から帰宅するスクールバスに乗っていたところを銃で撃たれ、頭部と首に2発の銃弾を受けましたが奇跡的に回復しました。
事件以降も不屈の精神で活動を続けています。
2013年の国連本部でのスピーチは感動的でした。
そして、今回の授賞式でのスピーチ。
その言葉一つ一つに説得力があり、とても17歳の少女とは思えません。
「それに比べると」、と言っては何ですが、雄弁で知られるオバマ大統領の最近のスピーチは軽い感じがします。

オスロでの受賞演説で、「世界中の子どもたちが質の高い教育を平等に受けられるよう、行動を起こすときだ」と訴えました。

*平和賞はスウェーデンとノルウェーの和平を祈念してノルウェーのオスロで、他の5部門はスウェーデンのストックホルムで行われるようです。
私も初めて知りました。