ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

2283、イラク混迷

2014年06月15日 | Weblog
イラク情勢が混迷しています。
オバマ米大統領の対応の遅さと曖昧さに、米国内で批判が高まっています。

大統領は13日、ホワイトハウスで、地上部隊派遣を否定した上で「数日中に対応を決める」と言っています。
アメリカの対応に、イスラム過激派組織「イラク・シリアのイスラム国」はさらに勢い付くでしょう。
決断に「数日を要する」ようですが、やるなら「今でしょ」。
11月の中間選挙をにらみ野党・共和党は攻撃を強め、メディアは批判の声を高めています。
ウォールストリート・ジャーナル紙は「(大統領就任から)5年以上たち、われわれはこの大統領に指導力、戦略的な望みを期待すべきではないということを知るようになった」と批判しました。
ワシントン・ポスト」は「アメリカ軍の撤退が今日のイラクの状況を招いてしまった。オバマ政権は中東で深刻化する危機の現実を認め、戦略を見直すべきだ」と指摘しています。
1370、イラク戦争終結」で、アメリカ軍の撤退によって政治の混迷、治安の悪化が懸念されます、と書きましたが混迷が深まっています。