ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

2292、女王に

2014年06月24日 | Weblog
2014年ゴルフの「全米女子オープン」でミシェル・ウィー選手が優勝しました。
2002年からプロ選手のトーナメントに挑戦し、男子大会に出場するなどして話題をさらいました。
14歳のアマチュア選手でありながら「ローレウス世界スポーツ賞最優秀新人賞」を授与さました。
2005年全米女子プロゴルフ選手権には主催者推薦出場枠で出場し、15歳で2位入賞するなど天才少女の名をほしいままにしました。
その後スランプに陥り、一時は「燃え尽き症候群」とも言われました。
2007年にはスタンフォード大学へ進学し2012年に卒業しています。

今年4月、4年ぶりに優勝して復活を果たします。
昨日の「全米女子オープン」最終日を70のイーブンパーで回り、悲願のメジャー初制覇を果たしました。
苦節10年で、天才少女が女王になりました。
昨日の最終日をテレビで見ていましたがピンチでも落ち着いていて、風格がありました。
今後が楽しみです。

優勝を決めた瞬間。

長身(1.85m)を折り曲げた独特のパッティングスタイル。

それにしても韓国勢は強い。
ポーラ・クリーマー選手(米国)が優勝した2010年以降の3年間は韓国選手が優勝してきました。
ウィー選手の両親は韓国出身ですがウィー選手は韓国系アメリカ人。
ウィー選手は1989年10月11日にアメリカで生まれているので、自動的にアメリカ国籍を持っていますが韓国法務部の許可を得て、韓国国籍を離脱しています。
212、二重国籍」などを参照
日本人選手は12人参加し、4人が決勝ラウンドに進みました。
横峯さくら選手が最高の7位タイ。
日本人選手の「全米女子オープン」優勝はまだありません。
1987年に岡本綾子選手がプレーオフに進む大健闘でしたが、惜しくも優勝を逃しています。
この時アメリカでテレビを見ながら応援していました。
昨日、テレビの解説をしていました。