2224、テロから1年

3人が死亡、260人以上が負傷したボストン・マラソンの爆弾テロから1年を迎えた15日、ボストン市内で追悼式典が行われました。

事件で左足を失った女性は「人生は一瞬にして悪い方向へと変わることがあります。でも、私たち次第で、その後の一瞬一瞬を意味あるものにできるのです」とスピーチしました。
参列したバイデン副大統領は「ボストンは強い、米国も強い」と述べ、国民が一体となって困難を克服していくことを呼びかけました。
テロの実行犯とされるチェチェン系米国人兄弟はイスラム過激主義に傾倒していたとみられています。
兄は警察との銃撃戦で死亡し、弟は殺人などの罪に問われていますが無罪を主張しています。
2人はニューヨークのタイムズ・スクエアを次の標的にしていたようです。

今年のボストン・マラソンは21日に行われます。
昨年より1万人近く多い3万6000人のランナーが参加しますが、「ボストンはテロに屈しない」のメッセージが込められています。