ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

1960、無事保護

2013年07月28日 | Weblog
ニューヨークで行方不明になっていた埼玉県の男子高校1年生(15)が無事保護されました。
研修ツアー(21人)でニューヨークを訪れ、24日午後メトロポリタン美術館を見学した後、宿泊先に向かう途中で一行からはぐれ、連絡が取れなくなっていました。
同日午後5時45分ごろ、サブウエイを乗り換える際にはぐれてしまったようです。
ラッシュ時で、一行は声で連絡が取り合える範囲に乗車していましたが、目的地の駅で点呼した際いないことが分かりました。
ニューヨークは5時になると一斉に家に帰るので、午後5時45分ごろは最も混雑する時間です。
行方不明になってから約1日半後の26日午前、タイムズスクエアに1人でいるところを、報道で知っていた米国在住の日本人に声をかけられ保護されました。
タイムズスクエアは、26日にツアーの研修で訪れる予定だった場所で、男子生徒はそこに行けば仲間に合流できると考えたそうです。
この間2晩、どこで過ごしたのか?
携帯電話は宿泊先のスーツケースの中にあり、当時は所持していなかったようです。
携帯を持っていればすぐに連絡がとれたと思いますが。

発見されたタイムズスクエアと行方不明のチラシ。
メトロポリタン美術館とタイムズスクエアの位置関係は「77、セントラル・パークの東と西」の地図を参照

私がニューヨークに行った1973年には携帯電話はありませんでした。
ニューヨーク初観光はトレードセンターでした。
このとき、最初に教わったのは公衆電話のかけ方でした。
電話がかけられれば迷子になっても連絡がとれます。
当時の電話代は10セントで、10セント硬貨(ダイム)を持っていくように言われました。
今は携帯電話が普及しているので公衆電話を探すのも大変だと思います。
就活中のスーパーマンは仕事が見つかったのかな?