ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

1813、ウォータータンク

2013年03月03日 | Weblog
先日、ロサンゼルスのホテル屋上にある貯水タンク内で21歳のカナダ人女性の遺体が発見された、というニュースがありました。
ホテルの客はこのタンクの水でシャワーを浴び歯を磨き、飲用もしていたようです。
このニュースを聞いて思いだしたのはニューヨークの屋上です。
ニューヨークのビルの屋上にはウォータータンクがあります。
マンハッタンでは高層ビルが多く、道を歩いていても下からはほとんど見えません。
クイーンズ区やブルックリン区などに行くとそれほど高いビルはないので目につきます。
私はマンハッタンとクイーンズ・フラッシングを走るサブウエイ(NO,7)によく乗りましたが、サブウエイが高架になっているところでは屋上のウォータータンクが良く見えました。
上が三角形の丸い円筒形で、ほとんど同じ形をしています。
ニューヨーク市では高さが80フィート(25m)以上あるビルは、屋上にウォータータンクを備え付けなくてはならない決まりになっています。
屋上から水を流すことによって各水道管に均等に水圧がかかり、すべての部屋に水が供給されるようにという、合理的な考えから来ています。
私がニューヨークにいたときに死体があったという話は聞きませんでしたが、ゴキブリやネズミの死骸が入っているという話は聞きました。

7トレインの地図は「904、USオープンテニス2010」を参照。
タイムズスクエアを出発したサブウエイは、」イーストリバーを潜ってクイーンズに入ると高架になります。
「156、地下鉄の下
「255、ブロードウエイの上を地下鉄が」なども参照