ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

1775、大島監督葬儀

2013年01月24日 | Weblog
15日死去した大島渚映画監督の葬儀・告別式が22日、築地本願寺で行われました。
雨の中、映画関係者やファンら約700人が参列し、最後の別れを告げました。
坂本龍一さんや田原総一朗さんらが弔辞を述べ、喪主を務めた妻で女優の小山明子さんが挨拶しました。

大島監督といえば日仏合作映画「愛のコリーダ」を思い出します。
1976年の作品で、戦前の阿部定事件を題材に、大胆な性描写で男女の情念を描いています。
わいせつだとして起訴され、表現の自由を巡って戦いました。
1982年に東京高裁で無罪が確定しますが、映画は映倫によって大幅にカットされました。
2000年にリバイバル上映され、修正個所は大幅に減りますがボカシが入り、日本では現在でもオリジナルを観ることはできません。
私は1980年ごろニューヨークのチャイナタウンの映画館で観ました。
こちらはノーカット、ボカシなしの完全版でした。
チャイナタウンには安い映画館が幾つかあり、カンフー映画などを上映していましたが日本の映画も時々上映していました。
私が見たのはキャナル・ストリートにあった映画館。(今もあるのかな?)
チャイナタウンは広がり続けています。
419、リトル・イタリー」を参照
「戦場のメリークリスマス」もアメリカで観ましたが、どこで見たのか覚えていません。
ウエストチェスターには日本の映画を定期的に上映する映画館館があり、ここで観たのかも?(この映画館もまだあるのかな?)
大島監督の映画ではありませんが、百恵ちゃんの「春琴抄」はここで観ました。
その他の日本映画もここで観ましたが、「春琴抄」は印象に残っています。
ウエストチェスターの位置は「517、伝説から40年」を参照