ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

1362、宇宙人は?

2011年12月08日 | Weblog
米航空宇宙局(NASA)は5日、地球に似た太陽系外惑星をケプラー宇宙望遠鏡で初めて確認したと発表しました。
地球のように青い惑星「ケプラー22b」は地球の2.4倍あり、生命に欠かせない水が存在している可能性があるとみられています。
この惑星は地球から600光年のところにあり、スペースシャトルで行くと2200万年かかるそうです。
人類の歴史が20万年(?)なので、その100倍の年月をかけて到達します。

アメリカのライト兄弟が人類初の有人動力飛行を行ったのが1903年、ロシアのユーリイ・ガガーリン宇宙飛行士が人類初の宇宙飛行を成功させたのが1961年なので宇宙開発の歴史はまだ100年ほどしかありません。
ガガーリンの地球帰還後の第一声は「地球は青かった」
昔は夢物語だった月へ1969年にアポロ11号が着陸し、人類の足跡を残しています。

アインシュタイン博士が特殊相対性原理を発表したのが1905年で、100年ほど前のことです。
理論・実践ともにまだ始まったばかりです。
先月26日には火星無人探査車「キュリオシティ」がフロリダ州ケープカナベラル空軍基地から打ち上げられました。
今年9月には「ニュートリノ」が「光」よりも速く飛んでいる、という観測結果が発表されています。
2200万年後には瞬時に「ケプラー22b」に行けるようになるかもしれません?(それまで人類が存続すれば)
今日地球を出発した宇宙船と、2200万年後に地球を発った超未来宇宙船が同時にケプラー22bに到達したりして?(素人の想像で専門家から見たら笑ってしまうかも)


上の図は太陽系(下)とケプラー22b系(上)です。(NASAのホームページより)
グリーンの部分はhabitable zone(住むのに適した地帯)と呼ばれるZONEです。
太陽系では地球と火星がこの中にあります。
ケプラー22bはケプラー22b系のhabitable zone内にあります。
住むのに適した地帯とは太陽に相当する恒星と惑星との距離が液体の水を維持できる適度な距離にあり、温度が適当な宇宙のスイートスポットです。
ケプラー22bの表面温度は地球の春と同じ22度程度とみられていて住みやすそうです。