ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

953、さらばウオークマン

2010年10月26日 | Weblog
22日、ソニーはカセット・テープ式の「ウオークマン」の国内販売を終了したことを明らかにしました。
今春すでに生産を終えていて、店頭の在庫がなくなり次第姿を消すことになります。
1979年7月に発売され、世界を席巻し、携帯用音楽プレーヤーの代名詞にもなっていましたが、30年余りの歴史に幕を閉じました。
場所を選ばず、いつでもどこでも音楽を聴くことのできる製品は世界的な大ヒット商品となりました。
世界中で2億2千万台以上を販売し、家の中で聴く音楽を外に持ち出し、音楽の楽しみ方を変えました。
しかし、最近は音源や機器のデジタル化(音楽配信やフラッシュメモリ型製品)への移行が進み、カセットテープの需要が少なくなっていました。
ウオークマンを初めて聴いたときの感動、アメリカ大陸横断の電車やバスの中で聴いたことなど、多くの思いでがあります。
私の中でウオークマンと言えばカセット・テープ式の「ウオークマン」です。
692、北ウイング」を参照

70年代初めから、80年代中ごろにかけてはカセットテープ全盛で、アメリカで買った音楽テープを300本ほど日本に持って帰りましたが、これもレコードと同じ運命でしょう。
80年代後半からはCDを集めましたが、これもあと10年もたつと同じ道を辿ることになるでしょう。
24、ヴァケーション」を参照