ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

957、ハンカチ世代

2010年10月30日 | Weblog
10月28日にプロ野球ドラフト会議が行われました。
甲子園のマウンドでハンカチをポケットから取り出し汗を拭き、「ハンカチ王子」と呼ばれている早稲田大学の斉藤祐樹選手は日本ハムが交渉権を獲得しました。
ホームに威圧感がなく、スピードも最速150km/hで特別速いというわけではなく、プロでの活躍を疑問視する人もいます。
身長175cm、体重75kgもプロの選手としては小柄です。
しかし、甲子園で優勝、東京六大学でも4年間早稲田のエースとして活躍し、リーグ史上6人目となる「30勝・300K」を達成しています。
他の人にはない何か、運のようなものを持っているように感じます。
野球センスは抜群で、頭脳的な投球術はプロでも十分活躍できると思います。
今年のドラフトは大学生に有望選手が多く、斎藤と同学年の選手を「ハンカチ世代」と呼んでいますが、これは松坂大輔(大リーグ・レッドソックス)と同学年の選手を松坂世代と呼んだことに由来しています。
2006年夏の甲子園決勝で引き分け再試合の熱戦を演じ、一足先にプロ入りして活躍する楽天の田中将大選手とは同じパ・リーグなので、両者の投げ合いが楽しみです。
プロはグランドに異物を持ち込むことを厳しく制限しているので、「ハンカチ王子」の復活は無さそうです。