ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

318、支持率68%

2009年01月31日 | Weblog
オバマ新大統領の就任後初の世論調査が行われ、支持率68%でした。
これは就任直後の数字としては、戦後の大統領としてはケネディ大統領の72%に次ぐ高い数字です。
白人社会に今も残る「人種差別的考え」を思うと驚異的な数字です。
就任から3ヶ月はハネムーン期間と言われ、国民も温かく見守りますが、その間にある程度の実績を上げないと、一気に熱が冷める恐れもあります。
経済、外交など、さまざまな困難が待ち受け、これからが正念場です。

ジミー・カーター大統領も就任直後は66%と高い支持率でしたが、就任後に施行した幾つかの経済政策の失敗と、1979年のイラン革命に前後した石油危機などから、高インフレと不況が国内を覆い、支持率を下げていき、2期目を目指した1980年の大統領選ではロナルド・レーガン氏に敗れています。
カーター元大統領は就任式のあと、議事堂からホワイトハウスまで歩いて就任パレードを行った初の大統領で、オバマ大統領もこれに倣って何度か車を降り、歩いて沿道の歓声にこたえています。
145、オバマとカーター」を参照