私が初めてシカゴを訪ねたのは1974年の秋でした。
シカゴの町を歩いていると突然巨大なビルが目に入りました。
とてつもなく高く、黒く光っていて圧倒されました。
近くの人に聞くと「シアーズ・タワー」と教えてくれました。
私はその時までシアーズ・タワーなるものを知りませんでした。
しかも、そのビルは世界一の高さだというのです。
それまでニューヨークの「ワールドトレード・センター」が世界一高いビルだと思っていました。
シカゴ周辺にはシアーズを中核とした巨大なショッピング・モールが沢山ありました。
最近は日本でも大型ショッピング・モールができてきましたが、私が渡米する以前の日本では見られませんでした。
モールはデパートのシアーズを中心に大小の店が100以上もあり、あまりの大きさに迷子になりそうでした。
「シアーズ」は当時世界最大の小売業グループでした。
1990年代に入って拡大した事業の不振、KマートやWallマートなどの競争相手の進出などもあって業績が落ちていきます。
繁栄のシンボルであった本社ビル、シアーズ・タワーも売却されましたが、その名前は今も残っています。
シアーズ・タワーはシアーズの本社ビルとして1974年に建設されました。
屋根部分の高さ442m(アンテナ含めると529m)、110階建ての威容で建設当時は世界一の高さを誇っていました。
1997年にマレーシアのペトロナストゥインタワーが完成するまで、「世界で一番高いビル」の座を23年間守りました。
現在は、台湾の台北101が世界一の高さです。
(台北101は屋根部分448m・尖塔含めて508mで、アンテナを含めるとシアーズ・タワーが21m高く、見方によっては世界一です。)
2008年に完成予定のUAEのバージュ・ドバイは台北101を遥かにしのぐ700メートル以上の高さになると言われています。
トレードセンター跡地に建設が予定されている「フリーダム・タワー」の高さは、アメリカ独立の年にちなみ1,776フィートで、本体が約415m、尖塔部分含め約541mになります。
シアーズ・タワーは現在もアメリカで一番高いビルで、シカゴの超高層ビル群のランドマークになっています。
103階のスカイデックは412メートルの高さにありエレベーターで1分足らず昇ります。
360度の大パノラマが開け、北側には五大湖の一つミシガン湖を望み、周辺にはシカゴの超高層ビル群がそびえています。
見晴らしの良い日にはイリノイ、インディアナ、ウイスコンシン、ミシガンの4州を見渡すことができ、60~80キロ先まで肉眼で見ることができます。
広がる大地の先に地平線を望むことができ、風が強い日にはビルが揺れているのを感ずることができます。
1973年の12月にアメリカに行って最初に観光したのがワールドトレード・センターでした。
同じ年の4月4日に落成式が行われたばかりで世界一の高さでした。
翌年の1974年に完成したシカゴのシアーズ・タワーに世界一の座はすぐに奪われましたが、
ニューヨークの新しい観光名所となりニューヨークのシンボルとしてそびえ、多くの映画やテレビドラマの舞台にもなりました。
シアーズ・タワーに昇ったのは1974年秋で、完成したばかりで世界一の高さでした。
エンパイアステート・ビルに昇ったのは1973年で、長い間世界一高いビルとして知られていましたが、このときは前年に完成したトレードセンターに世界一の座を譲っていました。
シカゴの町を歩いていると突然巨大なビルが目に入りました。
とてつもなく高く、黒く光っていて圧倒されました。
近くの人に聞くと「シアーズ・タワー」と教えてくれました。
私はその時までシアーズ・タワーなるものを知りませんでした。
しかも、そのビルは世界一の高さだというのです。
それまでニューヨークの「ワールドトレード・センター」が世界一高いビルだと思っていました。
シカゴ周辺にはシアーズを中核とした巨大なショッピング・モールが沢山ありました。
最近は日本でも大型ショッピング・モールができてきましたが、私が渡米する以前の日本では見られませんでした。
モールはデパートのシアーズを中心に大小の店が100以上もあり、あまりの大きさに迷子になりそうでした。
「シアーズ」は当時世界最大の小売業グループでした。
1990年代に入って拡大した事業の不振、KマートやWallマートなどの競争相手の進出などもあって業績が落ちていきます。
繁栄のシンボルであった本社ビル、シアーズ・タワーも売却されましたが、その名前は今も残っています。
シアーズ・タワーはシアーズの本社ビルとして1974年に建設されました。
屋根部分の高さ442m(アンテナ含めると529m)、110階建ての威容で建設当時は世界一の高さを誇っていました。
1997年にマレーシアのペトロナストゥインタワーが完成するまで、「世界で一番高いビル」の座を23年間守りました。
現在は、台湾の台北101が世界一の高さです。
(台北101は屋根部分448m・尖塔含めて508mで、アンテナを含めるとシアーズ・タワーが21m高く、見方によっては世界一です。)
2008年に完成予定のUAEのバージュ・ドバイは台北101を遥かにしのぐ700メートル以上の高さになると言われています。
トレードセンター跡地に建設が予定されている「フリーダム・タワー」の高さは、アメリカ独立の年にちなみ1,776フィートで、本体が約415m、尖塔部分含め約541mになります。
シアーズ・タワーは現在もアメリカで一番高いビルで、シカゴの超高層ビル群のランドマークになっています。
103階のスカイデックは412メートルの高さにありエレベーターで1分足らず昇ります。
360度の大パノラマが開け、北側には五大湖の一つミシガン湖を望み、周辺にはシカゴの超高層ビル群がそびえています。
見晴らしの良い日にはイリノイ、インディアナ、ウイスコンシン、ミシガンの4州を見渡すことができ、60~80キロ先まで肉眼で見ることができます。
広がる大地の先に地平線を望むことができ、風が強い日にはビルが揺れているのを感ずることができます。
1973年の12月にアメリカに行って最初に観光したのがワールドトレード・センターでした。
同じ年の4月4日に落成式が行われたばかりで世界一の高さでした。
翌年の1974年に完成したシカゴのシアーズ・タワーに世界一の座はすぐに奪われましたが、
ニューヨークの新しい観光名所となりニューヨークのシンボルとしてそびえ、多くの映画やテレビドラマの舞台にもなりました。
シアーズ・タワーに昇ったのは1974年秋で、完成したばかりで世界一の高さでした。
エンパイアステート・ビルに昇ったのは1973年で、長い間世界一高いビルとして知られていましたが、このときは前年に完成したトレードセンターに世界一の座を譲っていました。